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No.122ファクトリーZ窯 ローズと金彩のティーボール(英1796-1800年)

英国で多くの研究がなされているも、未だ詳細が不明なファクトリーZ。ハイブリッド・ハードペーストのさっぱりとした白い磁器に薄い釉薬、正確な造型、絵付けや金彩りのクオリティも非常に高いのが特徴です。

 

このティーボールは、青い小花が添えられた一厘の薔薇と、情緒あるトンボが印象的。すっきりとした上品な構図を更に金彩で引き締め、その凛とした佇まいに可憐な花が一層際立っています。

 

ところどころに小さなファイヤリングマーク(小さな黒点)が見られますが、当時の英国磁器としてはかなり少ないほうで、気になる程度ではありません。

 

また、ソーサーの3分の1程の範囲(特に縁)に細かい貫入があります。最後のお写真でご確認ください。屋内の光だと目立ちません。他は、欠けやひびもなく、200年以上前のお品として、素晴らしいコンディションです。

No.92 ミントン窯 透かし彫りプレート約23cm(英1863年)

組紐紋様の透かし彫りを彩る艶やかなエナメル彩が美しいプレート。こちらは世界的に有名なアンティーク収集家ゾレンスキーのコレクションの1つでした。

 

マホガニーのカートゥーシュのような窓絵一つ一つに、アーチェリー、文学、音楽、美術などを象徴する絵が描かれ、凹凸のある凝った装飾が施されています。

内側に描かれた綺麗な色のイングランドの薔薇がまた可愛いですね。

 

ヴィクトリア時代から約140年の間、大切に保管されていた素晴らしいコンディションです。欠け、ひび、貫入、金の擦れもありません。

No.93 コールポート 真紅のペンブローク・トゥルートリオ(英1825年頃)

言葉にならない美しさ…名窯コールポートの約200年前のトゥルートリオ。

 

まるで蔓葉の先のように、くるんと巻いたロートハンドル。

丁寧に金をあしらえた立体感のある縁はガドルーン仕立て。

金彩装飾のフレームの窓絵には、今にも香りが漂ってきそうな…まるで本物の如く麗しい野花がふくよかに描かれています。

 

深い真紅に、盛り上げて装飾された金の華がまた豪華絢爛。

どこを見ても当時の熟練したアーティストの手仕事と素晴らしいセンスを感じます。

 

カップのハンドル正面に灰降りのような症状が見られます(細かいグレーの砂粒が素地についてハンドル正面の部分が黒っぽくなっています)。3枚めのお写真でご確認ください。

 

また、僅かですが、カップの内側底の金彩の花とソーサー中心の円に金の擦れがあります。最後のお写真と7枚目のお写真でご確認ください。

どれも目立たない程度です。

 

上記以外は問題なく(貫入もありません)、このトリオがつくられた約200年前の状態に近い、欠けやひびなどのダメージの無い素晴らしい保存状態です。

No.94 コールポート窯 真紅のペンブローク・デュオ(英1825年頃)

No.116と同じく、コールポート窯の真紅のペンブロークで、トリオではなくティーカップ&ソーサーのデュオです。全てフリーハンドによる手描きのため、描かれている花も違います。

 

 

こちらは全体的に超微細な貫入が網目状に入っており、白磁があらわになっている部分のみそれが見えます。またソーサーのシェイプが凸になっている部分に真紅の色剥げが線状に2箇所あります。下のソーサーのお写真を拡大してご確認ください。貫入を考慮して、このデュオの方は少しお安くなっています。

No.95 リッジウェイ窯 レイズドゴールドのリーフ文様と華絵トゥルートリオ (英1830~1841年)

立体感のある金盛り技法で装飾された葉が、ソーサーに4箇所、各カップの内側3箇所配置され、全体的に優しい色合いながら、優雅で気品があります。

 

リッジウェイの絵付けは、色がはっきりしていて主張が強いとも言われますが、この華絵もそれはもう鮮やかで艶やかで、躍動感さえ感じます。磁胎はやや厚めで、重厚感があります。

 

『本物』リッジウェイのロイヤルアームと王冠のバックスタンプも、下のお写真でご覧ください。

 

コーヒーカップ直径9.3cm、高さ約7cm

ティーカップ直径10.5cm、高さ約6cm
ソーサー直径15cm、高さ3cm

 

ほぼ完璧な保存状態ですが、僅かな金彩の擦れがあります。
またコーヒーカップのみ、ハンドル近くの縁周辺とフットに微細な透明の貫入があります(一番最後の写真)。どちらも気にならない程度で、約200年前のお品とは思えないほど、素晴らしい保存状態です。

No.96 ミントン窯  アシッドゴールドとローズのティーカップ&ソーサー (英1868年)

厚みのある金彩にエッチング技法を応用して文様を彫りこむアシッドゴールド技法は、この時代ミントンの作品の格調をさらに高めました。

 

ため息がもれるほど、どこまでも繊細な彫りこみは光をあらゆる方向へ反射し、輝いて見えます。ターコイズ色のエナメル彩は、厚いガラス質で透明感があり、美しいボーンチャイナの白に映えています。イングランドの薔薇は、熟練したアーティストによって手描きされ、ハンドルには愛らしいスズランが描かれています。

 

使用感の無い、非常に良いコンディションです。強いて挙げますと、カップのブルーのエナメルガラスに貫入があるのですが、目立つ程度ではありません。一番最後のお写真をクリック拡大してご確認ください。

No.97 スポード窯 ロンドンシェイプのトゥルートリオ(英1820年)

ティーボールからティーカップが主流になり始めた19世紀初期、趣向を凝らした様々なシェイプの作品が登場します。

中でも1812年頃に現れた、ツンと先端が突き出した独特のハンドルを持つロンドンシェイプは、イギリス人からとても愛されて永続的な人気を誇っています。

 

小さな点の集合で躍動感のあるリーフ文様が丁寧に手描きされ、その純度の高いゴールドが輝き、色とりどりの花のブーケは華やかで見ていて飽きません。

 

欠け、ひび、貫入の無い素晴らしい保存状態です。少し金彩の擦れがありますが、美しさを損ねるレベルのものではありません。送料込み29000円、トゥルートリオとしてはとてもお買い特のお値段です。

No.98  ミントン窯  リボンと鳥とローズガーランドのお皿(英1870年)

直径23cmの重厚なプレート。ミントンブルーの盛り上がったエナメルリボンが彩るのは様々な小鳥のカメオ。さらに細かい金彩のドットがリボン全体を囲い、きらきらした輝きを放っています。丁寧に描かれたローズのガーランドも愛らしく、まるで夢のよう。

 

欠け、ひび、貫入の無い素晴らしい保存状態。絵柄や金彩の擦れも目立つものは無く綺麗に残っていますが、表面的なスクラッチ傷はいくつかあります。白磁はミントンらしく眩しく美しく、退色もありません。

No.99 メイヤーズ&サン工房  撫子色のカップ (独ドレスデン/Meyer's & Son.1800年代半ば~後期)

バックスタンプは、マイセンに似せた双剣マークの下に「M」。このメーカー「メイヤーズ&サン」は、ドレスデンの磁器絵付師として名高いヘレナ・ヴォルフゾンのお父さんの工房です。

 

クォーターフォイル型のカップ全体に彩られた綺麗な撫子色に惹かれました。花々は渋めの色で描かれ、落ち着いた雰囲気。和室に飾っていただくのも素敵かと思います。

 

金彩に目立たない程度の薄れや、ソーサーの盛り上がった部分に色の掠れがありますが、それ以外は問題の無い良い保存状態。(約150年前のお品です!)

カップ:最大幅8.5cm、奥行き7.5cm、高さ5cm
ソーサー:最大幅13cm、奥行き12cm、高さ3cm

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