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417. リッジウェイ/総手描き華絵と金彩グレーティーセット(1840年頃)

英国の名窯リッジウェイの1840年頃(1820~1840年末までの間)の総手描きの作品です。

 

ティーカップ&ソウサー1客、コーヒーカップ&ソウサー1客、お皿1枚の計5ピースのセットです。

各ピースは全て、欠け、ひび、貫入の無いとても良いコンディションです。

 

但し、金彩の擦れ等がありますので、細かい状態については下記<各ピースのコンディション詳細>をご確認いただきたいのですが、大まかにいうと、ソウサーの中心周辺のみの金彩の擦れが顕著で、その他は僅かな擦れのみです。

 

1840年頃はそれまで製造されていたトゥルートリオ(ティーカップ、コーヒーカップ、ソウサーの3ピースからなるトリオセット)が、この頃を境に製造されなくなった時期でもあり、やはりこのセットもティーカップとコーヒーカップを重ねると、亀の親子のようにピッタリと安定して重ねることができます。下のお写真のように、希少なトゥルートリオとして飾っていただいても素敵かと思います。(もともとそれぞれにソウサーがあったのか、またはトゥルートリオに後からソウサーが1枚足されたのかは不明です。)

 


<各ピースの華絵や組み合わせをお楽しみください>

 

 

<サイズ>

ティーカップ:口径約10㎝、高さ約5㎝

コーヒーカップ:口径約9㎝、高さ約6cm

各ソウサー:直径約15㎝

お皿:直径約19cm

 

<お品の特徴>

日本では天保10年前後となる時代ですが、どこか「大正ロマン」という素敵なイメージが湧くのは、金彩の花の紋様からでしょうか。

リッジウェイらしい、やや厚みのある重厚な磁胎に、品のある灰色が背景色として彩られています。このグレーは、和の色で表現すると、「利休茶」と「利休白茶」の中間が一番近いのではないかと思います。柔らかみのあるニュートラルなグレーで、どんな色と合わせても品良く仕上がるような美しい色味です。そして現代のイギリスでも人気のある色です。

 

金彩は、鈴蘭や椿のような花をデフォルメした意匠で、繊細に秩序正しく装飾されています。純度の高い金が使用され、厳かで上品な輝きを放っています。

 

各カップの内側底、各ソウサーの中心、大皿の中心に、野花のブーケがフリーハンドで大胆かつ繊細に描かれています。

小さな花びらの1枚1枚が繊細に忠実に描かれているだけでなく、一筆一筆の連続で光が当たった部分をも表現されている様が秀逸です。

絵付け師の匠の技と情熱で、生命の息吹をも感じる躍動感のある華絵に仕上げられています。見事ですね。

 


<各ピースのコンディション詳細>

お皿(約19.7cm)

 

欠け、ひび、貫入の無い優秀な保存状態です。

金彩の擦れがややありますが(縁に僅か、中心円の外側円周、磁器に段差が付いている部分など)、目立つ程ではありません。お写真を拡大のうえ、ご確認ください。

 

表側は、焼成時由来の極小さい茶点が所々にありますが、一つ一つの点が1mmも無いサイズなので、お気にならないかと思います。裏面のフットの底には黒点が結構ありますが(2枚目のお写真でご確認ください)、裏側なのでこちらもお品の美しさを損なうものではありません。

 

他のピースもそうですが、白磁が綺麗で、小傷も少なく、花絵に傷が無いのがとても嬉しいですね。



ティーカップとコーヒーカップ

 

欠け、ひび、貫入の無い優秀な保存状態です。

金彩の擦れがややありますが(ハンドルの頂点、カップ外側やや下の線の正面、ティーカップ内側底付近)、目立つ程ではありません。お写真を拡大のうえ、ご確認ください。

 

焼成時由来の極小さい茶点や塗料の飛びが僅かにありますが、一つ一つの点が1mmも無いサイズなので、殆どわかりません。

 



ソウサー(1)

 

欠け、ひび、貫入の無い良い保存状態です。

金彩の擦れが中心周辺にあります。お写真を拡大のうえ、ご確認ください。

 

焼成時由来の極小さい茶点が所々にありますが、一つ一つの点が1mmも無いサイズなので、お気にならないかと思います。こういったものは、この時代の英国の陶磁器では普通で、アンティークの個性と受け取られています。

 

小傷は少なく、白磁も綺麗です。



ソウサー(2)

 

欠け、ひび、貫入の無い良い保存状態です。

金彩の擦れが中心周辺にあります。このお皿の金彩の擦れが5ピースの中で一番顕著です。お写真を拡大のうえ、ご確認ください。

 

焼成時由来の極小さい茶点が所々にありますが、一つ一つの点が1mmも無いサイズなので、お気にならないかと思います。

 

小傷は少なく、白磁も綺麗です。



417. リッジウェイ/総手描き華絵と金彩グレーティーセット(1840年頃)

 

ティーカップ&ソウサー1客、コーヒーカップ&ソウサー1客、お皿1枚の計5ピースセット。

各ピースのサイズとコンディションは上記の通りです。

 

ソウサーの金彩の擦れを考慮し、少しお安くさせていただいています。

1800年代前期の名窯の作品で、人気の背景色グレーにハイクオリティな絵付けのお品、そして5ピースが揃ったセットはとても希少で貴重です。

 

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