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003 ウースター窯トーマス&バー期/矢車草の総手描きトゥルートリオ(英1783-1792年)

003. ウースター窯トーマス&バー期/矢車草の総手描きトゥルートリオ(英1783~1792年)

 

今ではロイヤル・ウースターという名で知れ渡っている名窯ですが、ロイヤルの称号を英王室に与えられる以前の作品です。奇跡的に入手できた英国の初期のトリオ(ティーボウル、コーヒーカップ、ソウサー)。ジョージアン時代の磁器がお好きな方も、このパターンのトゥルートリオをご覧になるのは初めてという方が殆どではないでしょうか。

 

シャンクト・フルーテッドと呼ばれる縦縞の凸模様を少しねじった当時の流行のシェイプ。鮮やかに発色するエナメルの塗料で矢車草が愛らしく綺麗にハンドペイントされています。英国の窯は超初期は中国や日本のオリエンタルな作品の画柄に影響を受けていましたが、その後は先に磁器製作を成功していたフランスなどの大陸の作品に影響を受けていきます。この茶器がつくられた時代のフランスといえば…マリーアントワネット王妃。彼女は薔薇はもちろんですが、矢車草など牧歌的な野の花を特に好んで食器の柄にも用いていました。200年以上前と言えば、本の中のお話しのようですが、この器達は実際にその時代につくられたもので、その後ヴィクトリア時代を経て、そして大きな二つの戦争も超えて今に伝世されてきたものです。とても大切にされてきたのでしょうね。

 

コンディション:欠け、ひび、貫入の無い素晴らしい状態です。金彩も奇跡的にとても綺麗に残っています。焼成時にできた極小さな黒点がいくつかありますが、どれも小さいので気にならない程度です(この時代のものではかなり少ない方だと思います)。それぞれお写真でご確認ください。絵付けは信じられないぐらい綺麗に残っており(僅かに擦れている部分もありませんが、気にならない程度)、目立つ傷やカトラリーマークもありません。素晴らしいお品が素晴らしいコンディションで見つかり、とても嬉しく思っています。

 

ティーボウル:8.7cm×5cm、コーヒーカップ7cm×6.5cm、ソーサー14cm×3cm

¥0

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