346. 英国製トープ&花絵のトゥルートリオ(1820-50年頃)
窯元はリッジウェイの作品と推定しており、年代はトゥルートリオが作られていた1800年代前期から半ばのものと思われます。美しいモゥルドが施されたお品で白磁も綺麗です。
一番心を惹かれるのは、ハンドルです。上部はツインになっており、それらが交わった部分にアイビーのような葉が2枚愛らしく装飾されています。ぜひお写真で拡大してご覧になってみてください。またそのツインのハンドルの付け根の部分には金彩の装飾とは別で、素地に葉のもくもくしたモゥルド装飾が施されています。
カップにはそれぞれ正面と裏側の2か所、ソウサーにはバランス良く3か所に花絵が施されています。手彩色で鮮やかに仕上げられていて、イギリス人達が好んだ野花や薔薇のブーケが心を和ませてくれますね。金彩は全体的に躍動感があり、自然との調和を追求しながらも華やかさを演出しています。
<コンディション>
欠け、ひび、貫入の無い素晴らしい保存状態です。目立つ傷もなく、金彩も全体的に綺麗に残っているので、あまり使用されずに保存されていたのではないかと感じる程です。ただソウサーの中心円のやや外側周辺に金の擦れがありますので、お写真でご確認ください。古いお品でカップの縁や底に綺麗に金彩が残っているのは珍しいですね。
ところどころ、焼成時にできた薄い小さな黒点や色飛びはありますが、どれも小さく、目立つものはありません。
貫入も無いのが素晴らしいと思います。
ティーカップ:直径9cm、高さ5.5cm、コーヒーカップ:直径7.2cm、高さ7cm、ソウサー:14.5cm
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