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281. 薄若草色の23cmハンドペイント華絵プレート(英1840年頃)

281. 薄若草色の23cmハンドペイント華絵プレート(英1830-1850年頃)

 

まずは珍しい背景のお色から・・薄若草色と表現してみましたが、淡いセージグリーンやモスグリーンとも言える(和の用語では利休白茶色がぴったり)、庭に調和するようなイギリス人好みのお色です。1800年代前半のイギリス製の磁器では、濃いグリーンがよく用いられていたのに対し、こちらは数少ない色味の珍しい作品です。淡い背景色が、鮮やかな発色のエナメルで描かれた花絵をより一層引き立てて、全体的なバランスが美しい逸品。

 

小さな花びらの一つ一つにアーティストのこだわりと確かな技術が見られる素晴らしい花絵です。繊細に丁寧に、時間をかけて描き上げられたことでしょう。約150~200年たった今も、色あせることなく、眩いばかりに鮮やかです。イギリスのコテージガーデンを思わせる花々の色味が忠実に再現され、みずみずしい艶さえもあります。

 

金彩が描かれている部分には、素地に立体的な模様がかたどられています。格子模様に小花を重ねた意匠もとても可愛いですね。

 

古い時代のもので窯印はありませんが、赤で手書きされたパターン番号「6553」から、スポード窯がコープランド&ギャレット時代だった1833~1847年の間に製作されたものと推測しています。コープランド&ギャレットのハンドペイントの作品はロココの影響を受けてデザインも凝ったものが多く、そのクオリティの高さと高貴な雰囲気から英国でも高級品として扱われています。出回っている数が各段に少ないので希少性も高く、アンティーク通の中でも一目置かれる名窯です。

 

<コンディション>

 

欠け、ひび、貫入の無いとても良いコンディションです。

金彩はご覧の通り全体的に綺麗に残っていますが、内径の周りに背景色と金彩に擦れがあるのでお写真でご確認ください。多い部分で1.5cm幅ぐらいで色が無くなっている部分がありますが、背景色がもともと淡い色味なので、際だって目立つというわけではありません。約180年前のお品と思えば、これだけの擦れで済んでいるのはとても幸運なことと思います。

 

※お値段は内側の円周りの色と金の擦れを考慮し、少しお値下げしています。

直径約23cm 在庫:1枚のみ

 

¥53,000

¥43,800

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