279. 金彩と連花イングランドの薔薇トゥルートリオ(英1825年頃)
1800年前半にイギリスで流行したローズの連花模様が美しい作品です。ニューホール窯の2901番に酷似していますが、外側の柄が違うことと、底にHの刻印があることからヒルディッチ窯のものではないかと推測しています。どちらも19世紀のイギリスの名窯で、このようにトゥルートリオで伝世されているものは非常に希で希少です。
総手描きのローズには、緑色で葉が添えられています。ピンク単色のローズはアーティストの筆跡が生き生きと残っており、艶のある鮮やかな発色が綺麗です。細かな金彩模様には愛らしい花が隠れており、見ていて飽きません。
欠け、ひび、貫入の無い素晴らしいコンディションです。クオリティも高く、ファイヤリングマーク(小さな黒点など)も少ないです。ただやはりこの時代のイギリス製には欠かせないものなので、それぞれのお写真でファイヤリングマークや金彩の飛び(これは特にカップの外側/後側)をご確認ください。
金彩も部分的に僅かに擦れはありますが、驚くほど綺麗に残っており、傷も少なく使用感を感じさせません。
約200年前のお品と信じがたい程の保存状態ですね。非常に上品で美しいお品です。
コーヒーカップ:直径7.5cm、高さ7cm ティーカップ:直径9.5cm、高さ5cm、ソウサー直径14cm
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