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261. カーフレイ窯/フルーテッドシェイプの水玉ティーボウル(英1780年頃)

261. カーフレイ窯/フルーテッドシェイプの水玉ティーボウル(英1780年頃)

 

カーフレイ(Caughley窯)は南西イングランドのシュロップシャーに1775年から1799年に存在した英国の窯で(1799年に工場をコールポートに売却)、その作品は現代では希少なものとなっています。ソウサーの裏側に「S」の文字がスタンプされていますが、これはカーフレイ窯が製作していたソープストーン磁器(ステアタイト磁器)のSと言われています。

 

この縦に波打つシェイプ、フルーテッドシェイプは当時人気を博し、1770年代頃から各窯で多く製作されました。面白いのは、ソウサーの縁に金彩から少しのぞいて見える染付の藍。これはカーフレイの特徴が出たお品で、カーフレイ窯は染付と白磁の製作だけをしていました。そのため、金彩装飾や色絵付けは外注に依頼していたのですが、その外注先はウースター窯から独立したロバート・チェンバレンの絵付け工房。そして同工房が自社で磁器を製作するようになると、カーフレイはコールポート窯に絵付けや金彩装飾を任せるようになります。このお品の可愛い水玉模様は、どちらの工房の絵付けでしょうね。

 

<コンディション>

欠け、ひび、貫入も無く、金彩も綺麗に残っており、この時代のもの(1700年代後期!)としては驚くようなコンディションです。素晴らしいですね。細かい表面的な傷はあるものの目立つものはないので、あまり使用されず保管されてきたのではと思います。灰降りや黒点も、よく観察すると全体的に小さいものはありますが、目立つものはありません。この時代の英国磁器はファイヤリングマーク(灰降りや黒点)が多い物がたくさんありますが、それらと比較するとこのお品はファイヤリングマークが少なくて綺麗だと思います。細かい部分など、お写真で拡大の上、ご確認ください。

 

ティーボウル:口径8cm、高さ5cm、ソウサー14cm

在庫:1客のみ 

¥43,000

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