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252. ヴェルメイユ/サーヴィングスプーンとシュガーシフタ―のセット(仏1897年頃)

252. ヴェルメイユ仕立て/サーヴィングスプーンとシュガーシフタ―のセット(仏1880年頃)

 

 

フランスはパリの銀細工師の名工房「François LABAT」(1897年頃)の卓越した手仕事による美しいセット、ルイ16世の時代のスタイルです 。苺などの果実を取り分ける大きなスプーンと、そういったベリー類にお砂糖をふるシュガーシフタ―の2ピースセットです。こちらもとても希少なお品で、在庫は1セット限りです。

 

両方とも、スプーンのボール部はスターリングシルバーで、それぞれ950/1000という高い銀の純度を表すミネルヴァ・ファーストの刻印が施されています。950という純度はイギリスのスターリングシルバー925を上回る度数、その贅沢な銀を惜しげもなく使用し、厚く重みのあるしっかりした豪華なお品に仕上げられています。

 

ミネルヴァの刻印は、摩擦で薄かったり部分的にしか残っていないものも多いのですが、しっかりと鮮明にに残っています。ボール部分はその純銀の上に金のメッキが施され、贅沢で格式高いヴェルメイユ仕立てとなっています。

どちらも細かい装飾がとても美しいのですが、特に大きなリボンと花が詰まったバスケットのエングレーヴィングは精巧で本当に素敵ですね。

 

銀、金ともに時を経て落ち着いた上品な風合いで、決してギラギラしていません。非常に落ち着いたアンティークならではの、マットで美しい色合いです。

 

また、両方ともにハンドルはシルバープレートです。驚くほど繊細かつ精巧な細工なのに、レリーフの凹凸がはっきりしており、この美しい柄がとても明瞭なのが素晴らしいですね。熟練した銀細工師による逸品です。

 

サーヴィングスプーン(リボンとバスケット柄)の方には、「F L」のメーカー刻印が施されています。このFrançois LABATの作品は、過去に2品拝見したことがありますが、どちらもやはり隅々まで非の打ちどころの無い見事な細工が施されたヴェルメイユのお品でした。きっと素晴らしい工房で、一つのお品を作るのにかなりの時間をかけているのだろうなと思った記憶があります。

 

重厚感のある素材に、ときめくロココの意匠。繊細かつ完璧なまでの見事なレリーフ。お写真を拡大されて細かい部分などもご覧になってください。サイズは大きめで、存在感がかなりあります。また、100年以上経ったものはこんな風にセットで残っているものは少ないので、とても貴重です。

 

<コンディション>古いものですので細かいスクラッチ傷はありますが、歪みや凹み、目立つ傷などこのお品の美しさを損なう程のものはありません。一つ言及しないといけないのは、サーヴィングスプーンの裏側のハンドルの端に2つ小さなシルバープレートの剝げがあることです。4mmと3mm程度のサイズで、裏側ということもあってあまり気にはならないと思いますが、やはり少し残念なのでその分お値下げをいたしました。でも、裏側にも細かい彫刻が施されているのは嬉しいですね。

 

<サイズ> しっかりした大きめサイズです。サーヴィングスプーン:長さ約22cm、ボール8cm×8cm シュガーシフタ―:長さ約20.5cm、ボール直径7cm、深さ2.5cm 二つの重さ:170g

下のお写真にて、シルバープレートの剝げやサイズ感などをご確認ください。

¥83,000

¥69,000

  • 在庫切れ