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249. コールポート/桃色と黒のティーカップ(英1820年頃)

249. コールポート/桃色と黒のティーカップ(英1820年頃)

 

 

初期のコールポート窯の作品と思われる、非常に希少なティーカップです。ジョージアン時代のティーカップで、黒×ピンクという色の組み合わせで、しかもこんなに可愛いものは、私も初めて拝見しました。このピンクがソフトで、とても魅力的な桃色ですね。黒と金が全体的に大きく占めていながらも、桃色の甘さがバランスよく配色され、ロマンティックで高貴な不思議な魅力を持った逸品です。

 

この絵付けを施したアーティストや金彩師は、装飾技術の卓越した腕だけでなく、素晴らしい先鋭的感覚とセンスを持ち合わせた方達だったのではないでしょうか。

 

フリーハンド、総手描きで見事に描かれた二連のローズや野花は今にも風に揺れそうで、素晴らしい絵付けです。反対側の窓絵の野花には、青い花も描かれていて、その違いを楽しめますね。どこを取って見ても、熟練したアーティストと金彩師の技が光る約200年前のお品です。当時英国で流行したロンドンシェイプのカップも、とても素敵ですね。

 

この時代のものとしては奇跡的に、欠け、ひびが無く、金彩や色絵付けも全体的にとても綺麗に残っています。針先ほどの小さな黒点がいくつかあります(ソウサーの桃色の上にも)ので、お写真にてご確認ください。目立つ程のものではありません。とても古い物ですので、浅いかすり傷などはいくつかありますが、色を無くすほどのものや凹んでいるものはなく、表面も滑らかで綺麗です。

 

ただし、全体的に微細な網の目状の貫入に覆われていますので、やや難有品としてお値段を下げています。なかなか写真に写ってくれないのですが、製造時由来の貫入のようで、貫入が見えるのは白磁が出ている部分だけです。絵付けや色が塗られている部分はその上に絵付けされていますので見えません。微細な貫入が見えやすいように編集しましたので、下のお写真でご確認ください。

 

カップ:口径9cm、高さ5cm ソウサー:15cm 紅茶に丁度良いサイズです。在庫は1点のみ。

¥59,000

¥38,000

  • 在庫切れ

<注意>最初の3枚は、貫入をご確認していただけるように暗さやコントラストを編集しています。実際にはこんな風に濃い/暗いわけではないので、ご安心ください。4枚目以降のお写真は、自然光の中で撮影したもので、実際の色味にもかなり忠実です。