223. パラゴン/フラワーハンドル水色カップ&ソーサー(英1930年代)
パラゴンのとてもレアなフラワーハンドルトリオ、その中でもトップクラスで人気の水色です。
カップとソウサーは、バックスタンプにあるテーマが擦れていて読みにくいのですが、Stratford on Avon(ストラトフォード・アポン・エイヴォン)の景色と書かれているようです。ここはイングランド中部にある美しい町で、ウィリアム・シェイクスピアの故郷として有名ですね。世界中から多くの観光客が訪れますが、古き良き美しいイングランドの景色が残った本当に素敵な町です。
プレートは、「ハンプトンコートの庭」です。ハンプトンコートは、ロンドン南西部にある旧王宮で、テムズ川の上流に位置します。現在、宮殿は一般公開されており、歴史やロイヤルファミリーが好きな私の義理の両親も最近観光旅行に行ってきた場所です。それにしても、噴水小僧の可愛いこと!そしてやっぱり虹色の夢の世界を彷彿とさせるパラゴンらしい色使いが素敵ですよね。
<コンディション>
窯傷が一つありますが、後天的な欠け、ひび、貫入の無い素晴らしいコンディションです。
カップのフット(足の部分)で、ハンドルと反対に位置する部分に窯傷があります。そのため、少しお値下げさせていただきました。窯傷は、3mmぐらいの長さで素地に切れ目のように入っています。下のお写真でご確認ください。大きなカップの下に隠れるように潜んでいる位置なので、ご使用の際などはあまり目に入ることはなく、ご使用にも問題はありません。製造時由来の窯傷です。
カップ外側に少しですが、赤茶色のような塗料の飛びが2,3個あります。こちらも下のお写真でご確認ください。この時代のパラゴンによくあるもので、このお品の美しさを損なうレベルではありません。
ソウサーの絵の、ちょうど空に浮かぶ紫の雲の部分に、釉薬に1mm程度の異物がくっついて仕上げられた跡があります。これも目立つ程ではありません。下のお写真でご確認ください。
プレートは水色の上の部分に少し色が擦れて白くなっている部分が2か所ありますが、淡い水色×白なので目立ちません。また下側には淡い紫色の塗料がついています(5mmぐらいのサイズ)。
上記に挙げたものは、全て左上のお写真でも確認していただけますので、ご覧になってくださいね。
それ以外は問題なく、窯傷はあれど、やはり欠け、ひび、貫入の無い完品なので奇跡的な気分です。
本当にレアなお品なので、もう次は無い、と思っているのが正直なところです。
釉薬がうるうると潤っているようで、本当に綺麗ですね。
¥62,000
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