220.ウィリアムソン/薄紅とクリーム色のトリオ(英1800年代末頃)
非常に珍しいトリオです。ウィリアムソンは英国スタッフォードシャーに1789年頃開窯、第二次世界大戦の時代に幕を閉じたメーカーです。ウィリアム・モリスによるアーツ&クラフト運動の影響とオリエンタルな和の美への憧れに影響を受け、どこか「大正ロマン」的な雰囲気を受ける作品です。
クリーム色と薄紅色の共演が円やかで甘い雰囲気ですが、シャープなラインを描くハンドルと縁の金彩が全体を引き締めています。縁が小刻みに波打つスカロップはこの時代ならではのシェイプで、とてもエレガントですよね。
<コンディション>
欠け、ひび等のダメージの無い良いコンディションです。
ただしカップが少し難有のため、お値段を下げています。カップは全体的に微細な透明の貫入に覆われており、底の円に部分的に釉薬の変色が見られます。底の円周に沿うように部分的に薄いモカ色になっていますので、貫入とともに、下のお写真でご確認ください。貫入はカップを目の近くに持ってきて光に当てて観察するとわかりますが、屋内で普通に使用されるには目立たないという程度です。
ソウサーとプレートは僅かな金の擦れが縁にみられますが、それ以外は目につく傷も無く、使用感を感じさせない非常に良い状態です。
カップ直径約9cm×高さ6cm、ソウサー約14cm、プレート約18cm
¥29,000
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