194. スポード ローズハンドルと勿忘草のお皿(英1820年頃)
約200年前のスポードのブレッド&バタープレートです。
当時は「お茶の刺激から胃を守るために」と、ティータイムにはパンとバターがそえられていました。そのためのお皿とも言われていますが、現代ではケーキやお菓子にも大活躍するサイズです。(22.5cm✖23.5cm)
落ち着いた色味のゴールドをたっぷりと使用した豪華な金彩と相反するように、愛らしい青い小花模様が敷き詰めるようにハンドペイントで描かれています。ハンドル部分は薔薇のツボミや小花が磁胎にモゥルド装飾(凸凹で立体的な型が取られています)が施され、造形が美しいお皿です。
磁胎は厚みと重さがあって、しっかりしています。白磁はかなり白く、絵付けの塗料の発色が鮮やかで、さすがイギリスを代表する古き名窯の一つだなと感心せざるを得ません。
<コンディション>
欠け、ひび、貫入の無いとても良いコンディションです。
古いものですので、表面的なスクラッチ傷や金彩の擦れは少々ありますが、目立つものはありません。
下のお写真でご確認ください。
また、焼成時にできた極小の茶色の点がありますので、下のお写真でご確認ください。直径1mmも無い程度なので、気にはなりません。
中心の絵が綺麗に残っているのも、とても珍しく貴重ですね。
サイズ 23.5cm×22.5cm
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