184. エインズレイ社 リボンの口ひげカップ(英1900年前後)Aynsley Ribbon Mustache Cup
ヴィクトリア時代後期からエドワーディアン時代にかけて出回ったムスタッシュ/マスターシュ(口ひげ)カップ。ヴィクトリア女王の夫、アルバート公の紳士的な口ひげは、英国の男性の間で流行しました。
ムスタッシュカップには、2つの特徴があります。
①その口ひげを飲み物から守るためにカップに口ひげ型のプロテクター
②男性用ということで、普通のカップより一回り大きい
エインズレイ社で作られたこの可愛い(!)画柄のカップも、実物をご覧になると大きいと驚かれるかもしれませんが、ムスタッシュカップは大きいものです。サイズはカップ口径8.6×高さ約8cm、ソーサー直径16cm。
これまで色々なムスタッシュカップを買い付けてきましたが、リボン×フラワーバスケットというこのロマンティックな可愛さは1位と言いたいところです。一見渋くて近寄りがたい口ひげをたくわえた紳士が、こんなカップでミルクティーを飲んでいたら、なんだかほっこりしてしまいますね。
<コンディション>
欠け、ひびなどのダメージはありません。
カップが貫入に覆われているため、通常値段より値下げすることとなりました。
微細な網目状の貫入がほとんどですが、縁周辺は線状の貫入もあります。(下の写真1枚目)でご確認ください。
また、飲み口やや左側に金彩の飛びがあります。(下の写真2枚目)
内側に、小さいですが黒点があります。(下の写真3枚目)
ソーサーに貫入はありませんが、極小に黒点が2,3個あります。これらは目立ちません。(下の写真4枚目)
金彩は縁に少し擦れがあるところもありますが、全体的にしっかり残っていて綺麗です。
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