181. 大輪のイングリッシュローズ ハンドペイントトリオ(英1800年代)

しっかりとした厚みのある磁胎に、大胆かつ丁寧に描かれたイングランドの薔薇が美しいトリオセットです。

 

バックスタンプはありませんが、過去に同じカップ&ソーサーを購入した際、6客をお持ちだったディーラーから、そのうちの1客にスポードの刻印があったと知らされたことがあります。19世紀前期から半ばのお品で、6客ホールセットの内1客のみ刻印があるのはよくあることです。

 

同様のデザインは、他にもコールポート、リッジウェイ、グロゥブナー、ダヴェンポートなどが製作しています。このトリオもどちらにしても、技術の高い絵付けや白く滑らかな白磁、完成度の高い成型などを見ると、名窯の作品ものだと確信しています。

 

しっかり入るティーカップサイズ。部分的に僅かな金彩の擦れはありますが、目につくほどのものはなく素晴らしい保存状態です。スクラッチ傷も目立つものはなく、長い間大切に保管されていたのだと思われます。