168. ラパラ&ガブリエル ヴェルメイユスプーン&フォーク(仏1902-1923)

フランスはパリのLapparra & Gabriel(ラパラ・ガブリエル)工房による、美しい金銀細工が施されたスプーンとフォーク、1本ずつのセット。しっかりとした厚みのあるスターリングシルバーの上に、金鍍金が全体的に施されたカトラリーです。 

「ヴェルメイユ」とは言わば「金箔をきせた銀」。金を溶かして銀の上に塗る(貼る、被せる)高度かつコストのかかる鍍金の技法。フランスでは、ヴェルメイユは純度が高い銀(950/1000と800/1000の製品)に使われます。

 

 

こちらのカトラリーは、正面向かって左側に純銀950/1000を表すミネルヴァ・ファーストの刻印、右側に工房のマークが刻印されています。

 

 

後ろ(下のお写真ですと、スプーンのボール部の右側)にも一つ刻印があるのですが、私の方では解読できませんでした。もしおわかりになる方がいらっしゃれば、ご教授いただければ幸いです。

ルイ15世様式の美しい植物の紋様。上からは小さな王冠からヤドリギのような植物が垂れ下がるように美しく彫られ、正面にはハンティングホルンなどの楽器とリボンの彫刻、そこから下へドロップする鈴蘭の美しい紋様がレリーフされています。

 

ハンドルの付け根にも鈴蘭のドロップが彫られています。これらの美しく繊細な細工は、フランスのオルフェーブル(金銀細工工房)の技術ならでは・・本当に、ため息がもれます。

裏側には楽器やリボンの代わりに、花々が彫刻され、ボールや刃の付け根の部分には植物のレリーフ模様がそれは見事な緻密さで施されています。

 

 

長い月日を経て、表面の金は深みのある落ち着いたアンティークらしい色調となり、趣ある独特の美しさと上品さが溢れています。

何時間も見とれてしまう・・そんな美しいお品です。

 

Condidtion & Size

小さなこげ茶の点がいくつか、フォークのハンドルのサイド↑と、スプーンのボール部にあります。

お写真でご確認ください。

 

また、スプーンのボウルの端に、茶色っぽく(ブロンズっぽい色に)なっている部分あります。ただ見た目にはゴールドの濃淡のようで気にならない程度ですので、こちらもお写真でご確認ください。

 

あとは、表面的な細かい傷はありますが、大きいものや目立つ程のものは無く、非常に良い保存状態です。 

 

スプーン長さ:16.6cm ボール部の長さ約6cm

フォーク長さ:16.6cm 刃の長さ約6cm

お手入れ

お手入れは、時々柔らかい布で優しく拭いてあげるぐらいで大丈夫です。ご使用はもちろんしていただけますが、洗う際はスポンジなどはお避けいただいて、ぬるま湯と中性洗剤をご使用の上、柔らかい布か手で洗っていただくのが良いかと思います。

 

もしご使用されず月日が経って、色がくすんできたかなと思われたら、手の上に重層を適量置いて、そこに少し水をたらして指で表面をなでるように洗ってあげると傷をつけずに綺麗になります。

表面の金がはがれてしまうといけないので、シルバー製品のように磨かないようお気をつけくださいね。

168. ラパラ&ガブリエル ヴェルメイユスプーン&フォーク(仏1902-1923)

 

 

純銀(ミネルヴァ・ファースト)

スプーン長さ:16.6cm ボール部の長さ約6cm

フォーク長さ:16.6cm 刃の長さ約6cm

¥26,000

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