町の小さなお茶屋さんと、リメンバランスデイ

皆様、こんにちは。

 

路傍の草木も紅葉し始め、秋色いよいよ濃くなってきましたが、日本もきっと同じでしょうか?

 

スクールを終えたオリとオスカーを迎えに行った帰り道、傾いた日の光に照らされた秋色の大地が美しく、足をとめました。

 

この木の枝を元気に走り回っていたリスもいつの間にか姿を消し、ミツバチの音も聞こえなくなりました。

 

相変わらず小鳥達の声は可愛いのですが、この季節は鈴虫の声が恋しくなります。

11月に入ると、多くの英国民は胸に赤いポピーをつけます。

 

11月11日のリメンバランスデイ「戦没者追悼記念日」にむけて…。英国では毎年そのセレモニーが国を挙げて行われます。

 

なぜこの日かというと、11月11日の11時に第一次世界大戦が終了したから…11時にはビッグベンの鐘が鳴り、1分間の黙祷を捧げます。

 

でも第一次世界大戦の終戦記念日というよりは、これまでの戦争全ての戦没者追悼記念式典という意味合いがあると義父が教えてくれました。

 

 

12日の晩、私とリッチは街の教会へ、聖歌隊による戦没者追悼記念コンサートに行ってまいりました。

 

後半はエリック・ウィテカーの「When David Heard」から始まり、その悲しい歌詞とア・カペラの迫力で涙があふれそうになったその後すぐに「Lacrymosa」(千の風になって)という演目。

 

バリトンのソリストがメアリー・フライの詩(日本語訳では「千の風になって」で有名ですね)を歌い上げ、もう涙が一粒、二粒…。

Exeter Festive Chorusによる"From Darkness to Light"、素晴らしいコンサートでした。

さて、木枯らしが吹く一段と冷えた土曜日の朝。凍えた手をあたためようと、お茶屋さんへ入りました。

 

昔ながらの小さなお店、全ての壁には天井から床まで続く棚に約200種類のお茶が並べられています。

 

飲みたいお茶を選んだら、その場で一人用のポットにメアリーさんが熱いお茶を要れてくれます。1ポット1.8ポンド、今の為替レートならたった230円。

 

私はアッサムを、リッチはアマレットと洋ナシのブレンドティーを。

子ども達は、ティーケーキとショートブレッドをもぐもぐと。

 

お茶で和み、家族とともに穏やかな日々を過ごせるということに、心から感謝…と色々と感慨深い一日でした。

 

おわり。

 

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