2016年

6月

15日

ロンドンへ!エリザベス女王90歳誕生式典(後編)Patron's Party

皆さん、こんにちは。

 

今回の記事は「エリザベス女王90歳祝賀式典」の後編です。

前編はここをクリック

 

前編では公式パレードをメインに綴りましたが、今回は招待客のみで行われたクィーンのお誕生日パーティー「Patron's Lunch & Afternoon Tea」について綴ります。

 

「Patron(パトロン)」とは、「後援者」のこと。エリザベス女王がパトロンを務めていらっしゃる英国の600もの団体と陛下がご一緒にお祝いされるパーティーです。

 

参加者として、それら団体から8千名が招待され、そして公募で当選した一般の方達が2千名招待されます。この日はイギリス全土でストリートパーティーが開催されて一斉にお祝いするのですが、このパトロンズパーティーがその中心であり、さらにイギリス史上最大のストリートパーティーということで数ヶ月前から注目されていました。

 

そして幸運なことに、リッチと私がその2千の中の二人となったわけです。招待といっても、「当選すると参加できる」わけではなく「当選するとチケットが購入できる権利がもらえる」ということで、全員が各£150(約24000円)を前もってオンラインで支払い、チケットをプリントアウトして身分証明書と一緒に持っていくわけです。パーティーで得られた利益はチャリティ等に使われるとのこと。

 

各チケットには本人の名前が印刷され、自分以外の人に譲ったり売ったりはできない仕組み。また入場の際は必ずチケットに印刷された番号の入り口へ並び、そこで空港以上のセキュリティチェックを受けてザ・マル(バッキンガム宮殿の前)に入れるという流れでした。

 

入場の際はパスポート等の顔写真入りのIDと、それとは別で住所を証明する公的な手紙を。バッグも小さいサイズが定められていて、傘もだめ。「プロフェッショナルなカメラもだめ」と言われ、コンパクト一眼レフの私のカメラでも持ち込めず、預かってもらうことになりました。(念のためipadを持っていって本当に良かった!)

 

持ち物検査の後はボディスキャン。ビーっとブザーが鳴った人は、検査員にチェックされます。空港と違うのは雰囲気!皆ニコニコ、わくわく!検査員も、チェックされる側も冗談を言い合って、それを見る方たちも一緒に笑い、なんと楽しいこと!

 

入場する前に、BBCニュースの生中継仮設スタジオを通りました。

 

ちょうどホテルを出る前に、ここで中継しているのをTVで観ていたので、臨場感たっぷりでしたよ。

 

そして次の写真はBBCより。パーティー前に宮殿から天気や参加者達が集ってくるのを伺う女王陛下。

BBC News
BBC News

セキュリティ・チェックを終えると、プログラムや地図と一緒にお土産のパーティーバッグをいただきました!

このパーティーのオリジナルデザインのコットンバッグに、各スポンサーからのリップスティックや、日焼け止めクリーム、スキンケアセットに、PGの特製記念ティーカップ&ソーサーなどなど。

 

でも一番ありがたかったのは、ポンチョ…雨をしのげます。そして後ろ側にやっぱりオリジナルロゴで、全てが限定品。

 

ピクニックハンパーには、ピムス(イギリスの夏の風物詩とも言えるカクテル)、お水、リンゴジュースといった飲み物も入っていますが、それとは別でお茶テントやバーがあり、PGの色んな種類のお茶やマグナーズなどのアイスクリームが無料で、たーっぷり用意されていましたよ。

会場に入るや否や、本降りに…。残念。もはや木の下でさえ、雨をしのげません。

しかも寒い!

 

髪を巻いて、帽子を被ってお洒落してきましたが、頭から水滴をたらしつつポンチョにくるまる私。同じシチュエーションの女性とすれ違うたびに、目を合わせて「参ったね(^^;)」と、笑顔を見せ合って、それはそれで楽しい。

 

でもパーティーは10時から16時半までの約6時間!ずっとこの天気だったら…と思うと気持ちが沈んできて、皆もピクニックハンパーを受け取るものの、全体的にどんどん覇気が無くなっていきます。

 

そんな中、係り員やお茶スタッフ、アイスクリームスタッフの方達はすごい明るさ!きっとそうご指導されているのだと思うのですが、笑顔でおもしろいことをたくさん言って笑わせてくれました。

 

私が「この雨の中、どうやってポークパイを食べるのかわからないわ!」と笑って冗談(いや本気)を言うと周りの皆が「まったくそのとおりだ!」と、どっと笑い、スタッフの方が「それこそパーフェクトなイギリスの夏の経験よ!!」」なんて言うからまた笑って…。

 

時間になって司会の女性(多分有名なアナウンサーさん)がとっても元気な声で「ここにいる選ばれたあなた達!!天気予報ではもうすぐ雨は止むって出てるわ!!」と言った後、開会が宣言されると全体の雰囲気がワァーッと一気に盛り上がりました!

 

そしてすぐパレードがスタート!下の動画、ぜひ音声付きでご覧ください。スコットランドの鼓笛隊、臨場感たっぷりです!(雨バージョンの時)

パレードは2度行われたのですが、例えば同じ鼓笛隊でも1度目の雨バージョン(レインコート着用)と、下の写真の2度目の晴れバージョンで衣装が違ったので、両方見ることができて、なんだか得した気分。

 

ちなみにこの隊のドラムメジャーの男の子、人形みたいに端正な顔立ちで、まばたきもせずメイスをくねくねと回しながら行進していて美しかった…。リッチも「あの子すごい上手」と感心していました。

こちらのドラムメジャーが丁度前に来た頃、私の近くにいらした方が「メイスを投げて!」と言ったら、顔色ひとつ変えずに空高くそれを投げて、くるくるパシッとキャッチするパフォーマンスを披露!素敵ーー!

昨日の公式パレードとは打って変わって、頭をひっこめないとマーチング・バンドにぶつかる近さ!見た目はもちろん、音も迫力満点です!

こちらはロイヤルエアフォースの方達。どの行進の後にも、ロイヤルアカデミーダンサーズの方達が音楽にのって踊り、華やかでした。

農業団体は自転車で。可愛かったです( ´艸`)

 

さて!雨も止んだことだしポンチョを脱いで、早速ランチをいただこう!

ニュースや雑誌などでも中は何が入っているか見ていましたが、やっぱりワクワク!

 

材料はほぼ英国産のハイクオリティなものとうたわれていましたが、本当に美味しかったですよ。(*˘︶˘*)

 

上の写真ではわかりにくいポークパイ、トップにはクラウンの飾りが。可愛い…♥

 

 

この小さめハンパーに、ランチとアフタヌーンティーが、どんな風に詰まってるのかなぁ~と開けてみると、まずはお品書きと巾着。

 

巾着には、カトラリーやお手拭、お皿と刺繍入りのコットンナプキン。

 

お品書きは、バッキンガム宮殿がモゥルドされていて可愛い!

 

メニューは、普通とベジタリアン、ビーガン、ノングルテン、小学生用と数種類ありました。(下の写真達はクリックしていただくと、拡大されます。)

テーブルがこんなに濡れていなければ、食べ物を綺麗に並べて良い写真が撮れたのになぁ。

 

この限定ピクニックハンパーの出来がとても良く、アイスノンを4つの壁のポケットと、底に2つ入れることができ、「これからのピクニックはずっと愛用したいね」とリッチと喜びました!

 

このブログを書いている今現在は、パーティーから10日が経とうとしていますが、すでにイギリスのインターネット・オークションでは、このハンパーとお土産バッグなどの限定グッズが大人気。£200(3万円以上)などで落札されています。

 

これに入っていた水のプラスチックボトルでさえも£24(約4千円)で落札されていました。Σ(゚д゚ )  

ピムズでリッチと乾杯
ピムズでリッチと乾杯

この後サプライズがあるとは聞いていましたが、なんとなんと王族の方達が歩いてやって来られ、沿道の人たちに声をかけ、おしゃべりをし、握手を交わし…あちらからもこちらからも…!

 

 

私が拝見したのは、ウィリアム王子、キャサリン姫、ハリー王子、アン王女…特にアン王女はすぐそばまでいらっしゃったのですが、表情豊かでユーモアと雰囲気があり、とてもかっこよかったです。ベアトリクス姫やユージェニー姫もいらっしゃって、沿道の方達と一緒に携帯で撮影していらっしゃいましたよ

BBC News
BBC News
BBC News
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ハリー王子とご一緒に写真を撮られているおばあちゃんの笑顔!こちらまで嬉しくなってしまいますね。^^

 

そしてーーーいよいよエリザベス女王とフィリップ殿下が!ザ・マルのバッキンガム宮殿側から反対側の端へ、ゆっくりと車でむかわれます。

フィリップ殿下が素敵な笑顔をくださいました♥

BBC News
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反対側の端へご到着。(翌日のテレビのBBCニュースを撮影。余談ですが、そのニュースキャスターが、この日私が着ていたREISSのドレスと全く同じものをお召しでびっくり偶然。)

遠すぎて見えなくても大丈夫。あちこちに巨大スクリーンが用意されていましたよ。

 

ここでウィリアム王子のスピーチ。印象的だったのは、最後に“Granny – thank you for everything you have done for your family.”「おばあちゃん、家族のためにしてくれた全てのことにありがとう。」と締めくくられたこと。王族としての形式ばったスピーチでなく、一人の孫からおばあちゃんへの心のこもった感謝の気持ち…これには皆もほろり…。大きな拍手が贈られました。

 

次のエリザベス女王のスピーチでは、最後に“How I will feel if people are still singing Happy Birthday in December remains to be seen.”「…(皆にお礼を述べた後)…ただ12月になっても皆がまだ私にバースデーソングを歌ってたら、どんな気分かしら」なんて冗談をおっしゃり、沿道が笑いに包まれました。

 

そしてすぐ、美しい声にリードされて全員で国家「GOD SAVE THE QUEEN」斉唱!下の動画がそのときのビデオです。

 

歌が終わる頃には、周りの方達もリッチの瞳も感動でうるうる。バッキンガムパレス、ロイヤルファミリーの前で国家斉唱するということ。それはイギリス人にとれば、私よりずっと感慨深いことなんだろうな。

BBC News
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そして今度は、反対側の端に設置されているドームに戻られます。

この時のビデオは私が撮りました!女王陛下をこんな近くで拝見するのは、2012年のダイヤモンド・ジュビリー以来!

 

下の動画なんですが、まわりの方達がタイミングを合わせて陛下のためにバースデーソングを歌っています。ぜひ音声付きで^^

キャサリン姫達が目の前を通過した直後、追いかけて走る私とリッチ!!

…はしゃいでました( ´艸`)。

 

上の写真でオレンジの矢印をつけているところに、エリザベス女王達が。この後もう一度最初と同じパレードがあって、そして全員でバースデーソングを歌い(音楽付き)、英国空軍の総督(多分)の音頭で「ヒップ!ヒップ!フーレイ!!」を3度やって大盛り上がりの内にパーティーは幕を閉じました。

 

6時間半、あっという間!感動と興奮いっぱいの生涯忘れられない最高の思い出になりました!本当に、なんて週末…最高の結婚記念6週年でした。その余韻に浸りながらパディントン駅からデヴォンへ発ちます…。

列車で2時間半の旅。デヴォンの州都エクセター駅の改札に着くと、おじいちゃんと手をつないだオリが待っていてくれました。「ママ!!クィーンに会えたの!?」と大きな笑顔で。

 

二人は義父や義姉に、大好きな従姉妹達と色んなところに連れていってもらい、楽しい週末を過ごしていました。「毎週末、従姉妹達のところに泊まりに行きたい」なんて言っていたので、楽しかったんだなと安心…。^^

 

お世話になった義理家族には、パーティー特製のPG限定ティーカップなどをプレゼントしてお礼を伝えしました。

 

皆様、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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