マッドハッターからの招待状 パウダーハム城の小さなティーパーティー

皆さん、こんにちは。

今週のイギリスはハーフターム、幼稚園も学校も中休みです。

 

そんな折、友達からマッドハッターのティーパーティーへの招待をいただいたので、オリヴァー(オリ)とオスカー(オシュ坊)を連れて家から約40分のパウダーハム城へ、バスで出かけることにしました。

2階建てバスに揺られて、ゆらゆら。新緑の綺麗なこと!

 

人の多い州都エクセターを横切ったら、また田舎の風景へ…。

 

パウダーハム城が最初に建てられたのは1391年。現在は6つの高塔のうち、1つだけその時代のオリジナルとして残っています。

 

ヘンリー2世が治めた時代に、フランスからやってきたコートニー家の息子ヒューと、南西イングランドで有力だったブーン家のマーガレットが結婚、二人はデヴォンの多くの土地を手に入れました。

 

そしてマーガレットは、8人の息子と9人の娘を産み(すごい!)、6男のフィリップ卿が1391年にこの城を建て始めたのが起源です。

 

お城の玄関でバスを降りたものの、やっぱりそこからが長い道のり。

 

このエステートが現在所有している土地は3500エーカーですから、大雑把に言うとサッカーコート3500個分。

 

広大な土地は、コートニー家の繁栄を伺わせます。

 

車は通らないうえ、聞こえるのは木の葉の音と、鳥の歌声。

とても気持ちの良い昼下がりの散歩となりました。

 

 

 

目の前をリスやうさぎが元気に飛び跳ねていきます。

 

そんな小動物達に大喜びして、走るオリ&オシュ坊。

 

今度は石造りの橋を渡ります。

綺麗な小川…イングランドらしい水の風景です。

 

そしてやっとお城が見えてきました。

 

 

 

今回の「ハートの女王のバースデーパーティー」は、反対側の庭の奥の奥。

 

また長い道のりを、「疲れて歩けないんだもん。」と言う13kgのオシュ坊を、かついで歩きます。

 

「こんなに遠いはずがない。どこかで道を間違えたに違いない…!」と、息切れしながら疑い始めた頃、それらしきサインが…。

 

白うさぎさんのおうちを見つけました。

さらに奥のツツジが美しい小道を抜けると…

 

そこに開けた小さな庭で、ティーパーティーが…!

遅れてきた私たちを、水色のドレスを着たアリスが、こっちこっち!!と案内してくれたのは、古いレンガ造りの屋根の下、帽子がたくさん掛けられたスタンド。

 

その横にはカップケーキがいっぱいのテーブル。ティーポットのテーブルクロスが可愛い!(上の写真です)

 

「好きな帽子を選んで、被ってからティーパーティーに行くのよ♥」とアリス。

 

後ろにいらっしゃるのが、どうやらハートの女王。威厳たっぷりで子供達にたくさん話しかけていました。

 

2歳のオシュ坊は「Happy Birthday, your majesty.」と、行儀良く挨拶しましたが、4歳のオリは怖がって近づくことができませんでした。確かに女王様、すごく大きくて迫力満点。

庭で宝探しをした後は、大きなトランプのカードを皆が1枚ずつ隠して持ち、エースを持ってた子がプレゼントをもらえるゲームや、ちょっとした劇などを楽しんだ後、皆でテーブルにて記念写真を。

オスカー、間近でアリスやマッドハッターをジーーーーーっと観てます。

 
ティーパーティーの最後に、マッドハッターが「パーティーはもう終わり。これから皆はあの木のトンネルを通って、現実の世界へ戻るんだよ、現実の世界…ローンに、税金、確定申告(今丁度そんな時期)に家の修理…」なんて言うから、思いっきり噴出して笑ってしまいましたが、オリとオスカーはアリス達にお礼を言って帽子を返し、チョコレートと「不思議の国へ」と書かれた紙切れが付いた、小さな鍵を一つずつもらって現実の世界に帰ってきました。

とってもヘンテコで、不思議な夢みたいな1時間でしたよ。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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