メアリーローズおばさんちのホームパーティー

皆さん、こんにちは。

 

今日はメアリーローズおばさんと、ロナウドおじさんのホームパーティーのお話です。

 

お二人は由緒あるお家柄の出身…簡単に言うと、貴族出身。でも、気さくで素朴な生き方を愛するご夫妻なんです。

 

大きなお屋敷の中は、世界中から収集した貴重な物で溢れているのですが、煌びやかな物よりも、希少な植物や化石など、様々な学問の分野で貴重なアカデミックな物ばかり。

  

大きな庭ではオーガニック家庭菜園を楽しみ、たくさん生産した野菜はチャリティにも寄付し、放し飼いにしているチャボや鶏が産んだ新鮮な卵もよく分けてくださるんです。

 

私もリッチも二人をとても尊敬し、慕っています。そんなご夫妻のホームパーティーは、お二人らしく気取らず、とてもあたたかいものでした。

上の写真2枚は、おばさん達のお屋敷と菜園。昨年の夏の写真です。

 

実際のお庭のサイズは、上の写真の20倍はあるのですが(小川も流れて橋もあるんです!)、お二人でとても綺麗にしていらっしゃるんですよ。

 

真冬でしとしと雨が降る今日は、もちろん屋内でのパーティー。

 

 

人数は約30名です。

 

 

12時半に参加者が全員到着し、ハグやキスの挨拶を交わします。

 

「弘美はいつ日本へレクチャーに行くの?」「水曜の朝に発つの。」というやりとりを20人以上と交わしました…!

 

落ち着くと、イングランドの家庭料理、コテージパイ(マッシュポテトがパイ皮の牛肉のミートパイ)とお野菜のソテーがふるまわれました。

 

肉汁がぎゅっと詰まった、美味しいコテージパイ。ついつい食べ過ぎてしまう一品です。

 

 

 

 

ここには3日前にも子犬を見にお邪魔させていただいていたのですが、

 

なんだかたくさん人が集まっている今日は、お家の雰囲気も一風違いました。

 

お隣の席のレディのお孫さんの話でついつい話し込んでしまい、オシュ坊を放ったらかしにしていましたが、

 

気づいたら全部一人で完食しており、「I finished.Thank you.」と言って、猫を探しに行きました。

 

「二人目は独立している」とよくこちらでも言われますが、本当にそう!と思う今日この頃です。

私たちがディナーをいただいた部屋では、

 

吹き抜けの天井に届きそうなほど大きな絵画が一番に目に入ります。

 

3人の若い男の子と、1人の綺麗な女の子。

 

実は、この方たちは、ロナウドおじさんのお子様達なんです。

 

秋色に染まった庭で、自然な姿の4人を描いた肖像画。

 

私も小さくていいから、こんな素敵な家族の絵が欲しいな。

こちらは、メアリーローズおばさんのお祖父さん。

 

エジンバラの、アーサー・ローズ男爵です。

 

スカウトの創始者として有名なロバート・ベーデン・パウエル男爵と一緒にスカウトを立ち上げたお一人なんですよ。

 

メアリーローズおばさんやロナウドおじさんに、「ご家族の肖像画や絵画を私のブログ読者の方たちに紹介してもいい?」と聞いたら、「もちろんよ。だったら、あれもぜひ写真を撮って皆に見せてあげて。」と言ってくださいました。

 

その「あれ」とは、もう少し後で登場します。

 

 

 

こちらは、そのお祖父さんと妹さん(メアリーローズおばさんの叔母さん)の幼少期のお写真。

 

ヴィクトリア時代後期、当時の方法で、白黒写真が後から色付けされています。

 

チロルの衣装がとても可愛いですよね。

 

この写真、最近スコットランドのファミリーから届いたばかりなんですって。

 

そしてこちらはメアリーローズおばさんのお祖母さん。

 

このお写真は、ロイヤルファミリーの晩餐会に出席された晩のもの。

 

後ろに写っている品々も、今はここのお屋敷にあります。

 

「この日のことをグランドマザーはとても詳しく教えてくれてね、私は当時7歳ぐらいだったけど、とってもハッキリ覚えているの。」とメアリーローズおばさんは教えてくれました。

 

この年は、お祖父さんが他界された年で、ロイヤルファミリーの晩餐会では、お祖母さんの席はなんと当時の英国王、ジョージ6世のお隣だったそう!

 

「そして、殿下(ジョージ6世)は何度も言葉に詰まっていたらしいの、つまり、どもっていたのよ。」とメアリーローズ叔母さんが教えてくれたとき、私の中で映画「英国王のスピーチ」がクリアに思い出されました。

さて、こちらが先ほど少し言及させていただいたものです。

 

お邪魔させていただくたびに拝見していたのですが、ロナウドおじさんが「これも一緒に写真を撮ってブログに載せたらどう?」と、出してくれたもの…、

 

皇室の菊の御紋が金で装飾された、純銀のシガー(葉巻)ケースです。

「メアリーローズお祖父さんのお名前宛て、裕仁皇太子(後の昭和天皇)より、エジンバラにて1921年5月」と彫られています。

 

昭和天皇(当時は皇太子)が1921年にエジンバラを訪れた際に、メアリーローズおばさんのお祖父さんが謁見し、この贈り物を受け取られたそう。

 

昭和天皇はスカウトにとても関心があり、それについてメアリーローズおばさんのお祖父さんと一緒にたくさんお話をされたらしいです。

 

おばさん達のお屋敷には、他にもたくさん目をひく物があります。

例えば男爵が使用されていたイマリのコレクションとか、

男爵が愛用されていた椅子とか…

 

(おばさんが普通にダイニングチェアとして日々利用していて、タペストリーがあまりにも痛み、最近お姉さんにとても叱られたそう!)

考古学や自然生物学などの分野で希少な物とか…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからたくさんの古い本のコレクション!レザーカバーの本もたくさんあります。

 

おばさん達、よくおすすめの本も貸してくださるんですよ。

 

 

こちらは、最近新しくロナウドおじさんのコレクションに加えられたお品。

 

なんと1300年前、中国で磁器の生成が発展していた頃の女性のフィギュリン。

 

私が入手する最古のアンティーク品でも、17世紀、約400年前のものがやっとのこと。

 

8世紀の磁器の作品に触れることができるなんて、感動…。首から肩のラインがとても美しかったです。

 

そしておなかがふっくらしていて、妊婦さんでした。とても穏やかな表情だったのが印象的。

 

ロナウドおじさんの書斎はまるで博物館のよう。

さぁ、プディングの時間です!

レモンメレンゲパイ、ラズベリーパイ、アップル&ピーチクランブル、ブレッドプディング、フルーツコンポート、苺…あぁどれにしようか迷っちゃう!って言ってる間に、私のデザートボールは全種類盛られて山のようになっていました!

ねずみさんのチーズナイフがとても可愛かったです。

 

 

 

 

そしてやっぱり、オシュ坊の見事な食べっぷりは皆から一目置かれていました。

食後の一服。「I ate enough...」と言っていました。

ニャンコも一服。

 

素敵なホームパーティーでした。皆さんから、「日本訪問を楽しんできてね、レクチャー頑張ってね!」と応援していただいたことも、とても励みになりました。

 

2月3日(水)の早朝には日本に向けてデヴォンの家を発つので、そろそろ荷造りもしないと…って思ってるそばから、子供達発熱!風邪がとっても流行っているみたいで、いよいよ我が家にもやってきた模様です。

 

私が留守の間は、リッチが休みをとって子供達をみてくれ、お義母さんやヴァル叔母さんも手伝ってくれることになっているので、私も自分ができることを頑張ろうと思います。

 

ではでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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コメント: 6
  • #1

    sanae (火曜日, 02 2月 2016 13:01)

    こんにちは
    ひろみさんに会えるのあと少しですね。
    とても楽しみにしています
    セミナーもワクワクしてます!

  • #2

    桜子 (金曜日, 12 2月 2016 21:47)

    今日は✨素敵な✨レッスンありがとうございました

  • #3

    ヒロマィ (水曜日, 24 2月 2016 02:04)

    さなえさん、

    ついにお会いできましたね!嬉しかったですー!
    遠いところから、ありがとうございました。
    いただいた紅茶も、デヴォンで楽しませていただいています。^^

  • #4

    ヒロマィ (水曜日, 24 2月 2016 02:05)

    桜子さん

    こちらこそ、ご参加いただいてありがとうございました。
    またお目にかかれる日を心待ちにしています…^^

  • #5

    H、Kaduki (火曜日, 28 6月 2016 08:49)

    こんにちは

  • #6

    ウィルク弘美 (火曜日, 28 6月 2016 09:01)

    Kadukiさま

    コメントありがとうございます。(何故か表示されていませんが、メールが届くので内容を拝見できましたよ。)いつもFBのほうでもいいねをありがとうございます。拝見するたびに、講習会でお会いしたときにお話させていただいたこと、思い出します…またお会いできる日を、楽しみにしていますね!^^