クリスマス一色のウィンザー城

 

皆さん、こんにちは。

 

この週末は、ウィンザー(ロンドンから列車で1時間程度、デヴォンからは車で2時間半の街)で過ごしてきました。

 

ロンドンに住むリッチの妹ステフと一緒に、このウィンザー近郊にあるレゴの遊園地「レゴランド」へ日帰りで行く予定だったのですが…、

 

リッチのお父さんがね、覚えてくれていたんです。

 

私が「ウィンザー城のクリスマスツリーが見たいな。今年はリージェンシーがテーマなんだって。」と前に言っていたのを。

 

そしてそんな義父が、私たち全員のウィンザー城のチケットと、その近郊のホテルを予約して、「少し早いけど、ウィンザー訪問とホテルはクリスマスプレゼントだよ。一緒に行って、子供をみていてやるからゆっくり鑑賞するといい。」と電話で言ってくれたんです。

 

わぁ!!すごくすごく嬉しい!!いつも思慮深いプレゼントを贈ってくれる義父に感動です…。というわけで、今回はウィンザー城とその町について綴ります。そして次回の記事では、翌日のレゴランドのことを。

 朝11時。ウィンザーに到着後、車を停めてステフがロンドンから到着するのを待ちました。

 

衛兵交代式は確か11時。

あぁ、見逃しちゃったね。なんて話していたら…、

 

目の前の道が急に通行止めになって、お城のほうから、ドンチャカドンチャカと聞こえてきたんです。

 

あっ!!衛兵さんたちがやってくる!冬服姿も素敵!


役割を終えた彼らが、音楽を奏でながら行進して、基地へと戻っていきました。


 


行進を見つめるオシュ坊(2歳)。


 

パシャっと写真を撮ったら、こちらを振り向いて「ノー。」と一言。

 

まるで無愛想なティーンエイジャー。

 お城へ向かう途中、「女王の歩く道」という石板を発見。

 

エリザベス女王、ここを愛犬のコーギーちゃん達と歩かれるのでしょうか。

 

赤いドアは、ウィンザー・ミュージアム外側右にあるドア。

 

大きなクリスマスリースが飾られていました。


ウィンザー城は、写真ではわかりにくいのですが、全ての門灯に赤と緑のリースが飾られ、クリスマスの雰囲気が漂っていました。

 

人が居住するお城としては、現存するもので世界最大、最古のお城。


当ブログを読んでくださっている方の中でも、多くの方がご観光されたことがあるのではないでしょうか。


ロンドンとデヴォンの間にあるので、ヒロリッチツアーにも今後オプションで追加できるようにしたいと思います。


現在はこのお城や教会に仕える方たち約160名が暮らしており、毎日約200名が働いているとのこと。

 

そしてエリザベス女王とエディンバラ公は、公式行事のないプライベートな週末のほとんどをここで過ごされているんですって。


ジュリー叔母さんが10年ほど前に来た時、「庭を歩いていたらすぐ前をエリザベス女王が歩いていて、すごく驚いたわ。」と言っていたので、今週末もいらっしゃるのかな…と心に小さな期待を抱いていましたが…

 

 …お城に旗があがっています。何の旗か天気が悪くていまいちわかりづらいですが、エリザベス女王は今日は在室なのでしょうか?案内の方に聞いてみることにしました。

 

まず、リッチに礼儀正しい聞き方を確認。

 

「ねぇリッチ、このシチュエーションでは”Is the Queen here today?”じゃないよね?礼儀正しく聞くにはなんて聞くの?"Is Her Royal Highness here today?"って聞けばいい?」

 

リッチ:「”Is Liz about?」(リズいる?)って聞いてごらん。」


私 「聞く人間違えた」と流し(本当はちょっとおもしろかった)、ステフに聞くことに。

 

ステフ 「うーん、確かに”The Queen”ではないけど、"Her Royal Highness"はどちらかというと妃殿下という感じだから、"Her Majesty(女王陛下)のほうが正しいんじゃないかな。」


"Is Her Majesty here?"と聞いてみたら、「残念ながら、今日は陛下はご不在です。旗がユニオンジャック(英国旗)の時は女王陛下の不在を、ロイヤルスタンダード(王室旗)の時は女王陛下の在室を意味します。」と丁寧に教えてくださいました。


というわけで、今日揚がっている旗は右のユニオンジャック(英国旗)でした!残念。

 

ロイヤルスタンダード(王室旗)は、ロイヤルパレスの中の女王が在室する建物ひとつだけに揚げられるとのこと。また、そこに向かっている車や飛行機の中に居らっしゃる場合も、その建物にロイヤルスタンダードが揚げられるというわけです。

 

例えば女王がバッキンガム宮殿に在室の場合は、バッキンガム宮殿にロイヤルスタンダードが揚がるけれど、その他のロイヤルパレスは全てユニオンジャック(英国旗)が揚がっているわけです。

 

そして女王がバッキンガム宮殿からウィンザー城に車で向かうと、バッキンガム宮殿の旗はユニオンジャックに代わりに揚げられ、ウィンザー城には代わりにロイヤルスタンダードが揚がるというわけです。

 

他にも、公式訪問の建物や、ロイヤルヨットに乗っていらっしゃる時なども、そこにロイヤルスタンダードが揚げられることがあるそう。つまりユニオンジャックは複数の場所で揚げられるわけだけれど、ロイヤルスタンダードは女王陛下がいらっしゃる一つの場所にしか揚げられない、というわけなんですね。

 

ちなみに私達、2年前にエリザベス女王2世を間近で拝見したことがあるんですよ。横顔ですが、お写真も撮らせていただきました。その時の記事はこちらをクリック。


エリザベス女王に関連した他の記事は、ダイヤモンドジュビリーのお祝いについて綴ったものがあります。


さらに余談ですが、イギリスの財務大臣ジョージ・オズボーンさんとロンドンでバッタリ会い、世間話をしたことがあるんです。この話はまた今度。

残念ながら、ウィンザー城の館内は全て撮影禁止となっています。

クリスマスツリーが本当に素晴らしかったので、皆さんにここでお見せできないのが本当に残念。><

 

3,4mほどある大きなもみの木に、小さな粒の金色のライトが星の数ほど輝き、楽器などをモチーフにした飾りはゴールドで統一されていましたが、その中でベルベットの布や金糸をふんだんに使った刺繍でできた色んな種類の衛兵さんのオーナメントがキラキラしていてまた可愛く、夢のようなクリスマスツリーでした。

 

ちなみにそのオーナメントは、公式ショップでも売られていました。

可愛いです…!


 

私が見に行きたいと思ったクリスマスツリーの写真は、ここに掲載されています。

実際のものは写真よりずっと素敵でしたが、とても大きくてマジカルなクリスマスツリーでしたよ。

 

内側の様子は、全てではないですが下の公式ビデオでご覧になっていただけます。

ウィンザー城の見所は、とてもたくさんあります。


11世紀後期に建てられ39代の君主を迎えた長い歴史を持つお城だけに、それぞれのお部屋もゴシック様式、バロック様式、ロココ復古様式と特徴は様々で、その装飾は天井からカーペットまで、息を呑むほどです。


それに数えられないほどの王室コレクション、つまりはお城の宝物が目を引きます。それは巨匠による絵画や肖像画であったり、各国の名窯の陶磁器であったり、かつての王の武具、英国内最高の銀製家具、大理石のマントルピース、外国から贈られた象牙の椅子など…。


そしてそういった調度品や肖像画それぞれにも、歴代の王や女王、姫達にまつわるエピソードがありとても興味深いのです。オーディオで日本語の説明も聞きながらめぐることができますよ。


キャサリン・オブ・ブラガンザが描かれたアントニオ・ベッリォによる天井画、ジョージ4世のダイヤモンドを柄に施した剣、ナポレオンが落としていったコート、東インド会社がウィリアム4世に捧げた金の虎の頭の像、メアリー王妃のドールズハウス、初期のマイセンやミントンの作品など印象に残るものがたくさんありました。


ただ、中はベビーカー禁止で、暴れたい盛りのオスカー&オリを走らせないように、そして大声をあげたり人に迷惑をかけないようにするため、リッチとともに手がいっぱいで、せっかくの館内ツアーでしたが説明のひとつも聞けなかったんです。


すると皆が、オスカーも昼ねをし始めたことだし、街でお茶してるからゆっくり一人で観ておいでと言ってくれました。というわけで、2度も(しかも今度は急ぎつつも一人で静かに)堪能することができました!こんな自分だけの時間は、5年ぶりです。つまりはイギリスに移住して初めてのこと!

 

ウィンザー城を出て、家族が居るカフェまで幸せな気持ちで走りました。思いやりあふれる家族に心から感謝の気持ちでいっぱいで、とてもハッピーだったんです。

 

皆が一服していたのは、お城を出てすぐ近くのカフェ「CLARENCE」。スタッフの方は皆すごくフレンドリー。リッチが「クィーンもお茶を飲みに来る?」と聞くと、「もちろんさ、ほとんど毎週来てくれるよ!…いやいや冗談さ、さすがに女王陛下は来てくれないなぁ。笑」なんて冗談を交わしていました。

カフェを出て大通りに向かう途中、ヴィクトリア女王の像がありました。そして後ろには、大きなクリスマスツリーが! (下の写真)


ところでやはりヴィクトリア女王も毎年長期間をこのウィンザー城で過ごされていたんですって。アルバート公はここウィンザー城で模範農場や広大な菜園を造り、四季を通じて王室一家に供給できる野菜や果物の栽培を可能にされたとあります。また図書館を改造し、膨大な蔵書を分類整理してラファエロの見事な複製コレクションも造られた…とのこと。(ウィンザー城公式ガイドブックより)


映画「ヴィクトリア女王 世紀の愛」のエンディングの続きをたくさんイメージでき、二人の暮らしに思いを馳せました。


1842年にロンドンからの鉄道が完成すると日帰りが可能になり、ヴィクトリア女王ご自身もここへの移動は列車をよく利用していた…というエピソードもあります。


「ここは世界で最もロマンが香る城である。」~サミュエル・ピープス(1666年)


ウィンザー城。壮大な歴史のロマンと、各世紀の傑作の芸術を拝観しましたが、まだもっとゆっくり観たい / 読みたい部分が多々あり、また来年も近いうちに来ようと心に誓うのでした。

 

さて、街に出ました。

 

この時期になると、イギリス中の町はそれぞれのテーマで彩られたイルミネーションが通りに飾られるのですが、

 

さすがウィンザーの街。

 


 光の装飾は、クラウンとオーヴで統一されていました!


ほら、メインストリートもクラウンとオーヴ!

 

これが夜になると、綺麗に光ってクリスマスの雰囲気いっぱいになるんです。

 

そんな素敵なイルミネーションを横目に、ついついケーキ屋さんに目が行ってしまうヒロマィでした。

~終わり~

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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コメント: 4
  • #1

    ☆sasa☆ (水曜日, 02 12月 2015 13:37)

    こんにちは。

    待ちに待ったウィンザー城blog。
    言葉では言い表せないほど素敵過ぎて…。しかも、各々の画像中に一瞬でも自分が居てるような気がして…。

    実現できるように頑張ります!(*^_^*)

  • #2

    ヒロマィ&リッチ (水曜日, 02 12月 2015 23:41)

    ☆sasa☆さん

    こんにちは。
    待ってたとおっしゃってくださり、ありがとうございます。
    ウィンザー城の見学できる各部屋はどれも本当にすごくて、写真に撮ってご覧になっていただきたかったです。><

    ロンドンから、そして空港からとても近いので、イギリス旅行に際はとても観光しやすい立地ですよ。いつかぜひ☆

  • #3

    イメルダ (土曜日, 12 12月 2015 18:29)

    初めまして、USA在住のイメルダともうします。ブログを拝読させて頂き20年前に夏のウインザーを訪れ女王さまがご滞在時の旗、懐かしく思い出しました。次回は是非冬のウインザー城も訪れてみたいと思いました。ありがとうございます。

  • #4

    ヒロマィ&リッチ (日曜日, 13 12月 2015 07:06)

    イメルダさん、コメントありがとうございます。
    最近よく海外在住の日本人女性の方達からもメッセージをいただいて、ワールドワイドに見ていただいてるんだなぁって嬉しく思います。

    夏のイングランドも素敵ですが、クリスマス時期もぜひ!
    街はUSAほどイルミネーションは華やかではないかもしれませんが、クラシックで荘厳な雰囲気が素敵です。^^