ヴァル叔母さんとマイク叔父さんの新居

 皆さん、こんにちは!

 

今回の記事では、私の義母のような存在であり、当ブログでも人気登場人物であるヴァル叔母さんのご新居を初公開!

 

前回のお屋敷のファンの方も多かったですが、叔母さん達はあのお屋敷に約10年住み、その最後の数年はより心地よい住処を探していたそう。


そして、この夏にこの家と出会って、すぐ引越しを決めたのです。

 

町の丘の上にある便利で景色が綺麗な立地でしたが、今度のお屋敷は外観も周囲の環境も、がらっと変わります。

 

落ち着いたレンガ造りのジョージ王朝時代の家の雰囲気。

藤に覆われた壁は、春はどんなに素敵でしょう。

 

立地も町から離れ、のどかな田園地帯が広がる緑の中にあるのですが、それでも前の家とは車で20分の差です。

 

町外れと言えど、新しいお屋敷のまわりにお隣さんは何軒かいらっしゃいます。ただお庭がサッカー場3つ分という広さで、周りのお家も同様に大きいお屋敷+広い庭…なので、お隣さんへ行くにも歩いていくには結構な距離!

 

叔母さんにお家の中を案内してもらうのも、1時間以上かかるツアーでした。下の写真は庭の一部です。お隣さんはこんな感じで見えません。

下の写真ギャラリーは、皆さんお馴染みの前のお屋敷。

 

私にとっても、5年前にイングランドに初めてお嫁に来て、伝統的な文化や料理などを叔母さん達からたくさん教わり、クリスマスや週末のファミリーでの集いの思い出が詰まった家です

クリックしていただくと、拡大されます。

皆さんのお家のお好みはどっちかな?

そしてこちらが新しいお屋敷。

前のお屋敷は華やかで素敵でしたが、今回の新しいお家は、なんていうか空気がとても穏やかなんです。

 

心地よく寛げる空間。それが一番の決め手だったとのこと。

 

どの部屋も、大きな窓からたくさんの光が入り、そこから見渡せるのはどこまでも続くかのような緑と大きな木々。

 

前の住まいのような大理石の床の大きなコンサバトリーはありませんが、叔母さん達のことですから、これから素敵なコンサバトリーを建てることでしょう。

 

では、こちらの黒いドアが玄関になります!

一歩入ると大きなホールになっていて、階段が現れます。


すぐ左のドアは、お手洗い。

上の写真だと、黒いドアの左に見える白いカーテンが閉まった窓の部分です。

 

この玄関側トイレは、壁紙もカーテンも、「アーツ・アンド・クラフツ運動」で言わずと知れた19世紀の詩人&デザイナー、ウィリアム・モリスのデザインで統一されています。

 



ホールを進んで、一つ目のドアを開けるとモーニングルーム。

 

東側に大きな窓があり、朝の光がたくさん入るからここでニュースを見ながら朝食を、という意味でモーニングルームという名前。

 

子供達のおもちゃもここにたくさん置いてもらっています。

 

その奥の廊下を横切って、次のドアを開けるとキッチンダイニング。

 

 

私の夢のオーブン、AGA。

 

AGAを持っているファミリーや友達は周りにたくさんいるのですが、ヴァル叔母さんのAGAはサイズがとにかく大きい!


これを使いこなす叔母さんがカッコいいです。


そしてやっぱり広々としたアイランドキッチン。

ローラ・アシュレイの雰囲気で優しくて上品に仕上げられています。


 そしてダイニングルーム1。

 

こちらはカジュアルなほうのダイニング。

 

やっぱりたっぷりと光が入って明るい空間。

 

窓越しに見える緑とのハーモニーが、目にも心にも優しく心地よいダイニングです。


ナチュラル感たっぷり。



 

 

 


ここから庭に出ると、四季折々の自然を楽しめるバルコニーになっています。

芝生の上でクロッケーもできるようになっています。

 

夏場のバーベキューもこのテラスで。

この木々の奥には畑やステーブル(馬小屋)、大きな物置小屋などがあり、さらに広い庭がずっと向こうまで広がっています。

 

叔母さんが、「たぶん、アルパカを2頭ぐらい飼うと思う。」と言っていたので、オリとともに楽しみにしているところです。

 

ホールからもうひとつのドアを開けると、シッティングルーム。

 

私はシアタールームと心の中で呼んでいますが、ちょっとした映画館並みに大きなテレビと暖炉があって、ファミリー揃って楽しめるようになっています。

 

 

カーテンの花模様は、全て刺繍。爽やかな色味ですが重厚感があるのです。

 


全ての部屋の天井にも、プラスターの装飾があります。

 

リボン柄やガーランド柄が多くて、とても可愛いんですよ。

 モーニングルームとキッチンの間の廊下を進むと、またホール。

 

正面に廊下が続きますが、このホール左右にも大きなフレンチドアがあります。

 

左側のドアを開けると、下の写真右にあるプライベートの中庭になっていて

 

そこには長細い池があり、藤に覆われたレンガの壁がテラスを囲んでいます。



右側のドアは南のお庭側のテラスへ。この写真はこの夏のファミリーのディナーパーティー。このテラスを囲うように、白い薔薇がたくさん植えられています。

ホールをまっすぐ進むと、今度はダイニングルーム2。

 

こちらはフォーマルなダイイニングで、重厚感のあるデザイン。


ウィルク家やマイク叔父さんのご家族が揃ってディナーする時も、このダイニングに集まります。

 


ドアや壁のオークの装飾は、前のオーナーさんがロイズ銀行のそれだったものを譲ってもらい、この部屋に装飾したんですって。

 

だからこの部屋の厳格な雰囲気は、昔ながらのイギリスの銀行そのもの。

 

 

廊下を奥に進むと、敷地内の駐車場に続く通路があります。

 

ここには、乗馬やハンティングから泥んこになって帰ってきても大丈夫なように、コートのハンガーが壁いっぱいに続き、長靴やブーツの置き場があって、洗い場もあります。

 

こういう実用的なところがとてもうらやましいです!

 

廊下を進むと、2つめのトイレや、ふたつめのキッチン(カジュアル版)もあります。

 



やはりこのキッチン2も、畑から泥んこになって戻ってきても、そのまま入って野菜を洗ったりできるのです。

さらに突き当たりまで行くと、お洗濯場。

 

床や壁に彩られたコバルトブルーのタイルがとても綺麗。

 

ドアを開けると、壁に囲まれたプライベートな洗濯物干し場があります。


お庭からでも、干されている洗濯物が見えることはありません。

このお洗濯ルーム(ユーティリティールーム)には、他に2つドアがあります。


ひとつめを開けてみると、地下へと続く狭い階段が…。


そこはワインセラー!


これは引越ししたばかりの頃の写真ですが、今では食材やワインがしっかりストアされています。


そしてもう一つのドアを開けると…今度は上へと続く階段が。


小さくとも心地よい屋根裏部屋。

(下の写真)

ここはヴァル叔母さんが縫い物をしたり、手芸をするワークショップルーム。


今はチョークペイントで、壁も床も白に塗ってシャビーな雰囲気に改造している最中です。

そして階段2。そうです、レスリー叔母さんの南フランスの家のように、今度のヴァル叔母さんちも西側と東側両方に階段があるのです。

(ん…レスリー叔母さんのお家は階段は3つだったかな?)

そして階段周りはプチ美術館をオープンできそうなぐらい、ビルト・イン・シェルフがたくさんあります。

2階は寝室がいくつかあって(私もまだいくつあるのか把握していません)、さらに3階にいくとおもしろいことになっています。

 

大きな屋根裏スペース。

ここはこれからフカフカカーペットを引き、ボーイズルームにしたいとヴァル叔母さん。

 

ビリヤード台やゲームボード、そして今は納屋で眠っているアンティーク鉄道模型のおもちゃなどを設置して男のロマンが詰まった部屋になる予定です。

2階の寝室やバスルームの一部。それぞれの部屋に専用のお風呂がついたスイートルームがいくつかありました。大きなジャグジーも!

お庭もとても素敵なので、ぜひご案内させていただきたいところですが、春のほうがずっと綺麗だと思うので、その時まで待とうと思います。

 叔母さんは、毎週ボランティアで施設にホームレスの方達のために朝食を作りにいったり、旦那さんのビジネスを手伝ったり、ファミリーの手伝いをしたり、そして社交が広いので、私よりずっと多忙な毎日を送っています。

 

でも時間を作ってよく会いに来てくれます。私が買い付けたアンティークを見に来てくれたり、この前は秋の来日の話を聞きに来てくれました。紅茶占い講習会のことなんて、リッチよりも興味を持って応援してくれます。そしてよく友達に私のことを自慢してくれる…そんなヴァル叔母さんが本当に大好きです。

 

持ち帰ってきた日本の雑誌なども、とても楽しく一緒に見ました!

今度は、日本の雑誌や本に載っていた南西イングランドのティールームを全部行ってみようと話をしました。

 

またそんなお出かけレポートをいつか綴りたいと思います☆

そして将来、ヴァル叔母さんと一緒に来日することも起こりそうな予感…☆

ではまた!

 

嵐続きのデヴォンからでした。


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コメント: 4
  • #1

    清水久美子 (火曜日, 17 11月 2015 08:49)

    とても素敵な写真と文章をありがとうございます。本の中でみるようなお家が本当にあるんですね!泥んこ用の入り口があるところに生活感を感じました。これからも楽しみにしていますね。

  • #2

    ウィルク弘美 (水曜日, 18 11月 2015 08:42)

    久美子さま、コメントありがとうございます。
    イングランドは湿地帯が多くて、特に田舎は犬の散歩に行っても(雨が降っていなくても)泥んこになったりするんです!毎日ラブラドールを3頭連れて散歩に行く叔母さん、ハンティングによく行く叔父さんにはこの入り口は重宝されると思います。^^我が家は小さな玄関一つなうえ、泥んこで入ってくるちびっ子が二人居るので、こんな入り口欲しいな~と強く思いました!

  • #3

    尚美 (金曜日, 20 11月 2015 07:44)

    旅行しているだけでは分からないイギリスの一般家庭の内装や家具の雰囲気。とても興味深いです。今回のブログのようなお屋敷や、弘美さんのお友達の小さなお子様のいらっしゃるお宅など、それぞれに魅力がいっぱいです。

  • #4

    ウィルク弘美 (金曜日, 20 11月 2015 08:35)

    尚美さん、コメントありがとうございます。
    最近のイギリスは、大手企業が手がける新築の家が多くなってきましたが、まだまだ個性あふれる昔の家はたくさんあって、私も新しい友達ができるたびに家に招かれるのがとても楽しいです。^^