12月は魔法の月、マジカルな空気でいっぱい!2014 クリスマス特大版

皆さん、こんにちは!


クリスマスまで後少しですね。

ここイングランドは、例え空が暗い雲に覆われていても、日が沈んでしまっても、キラキラと眩しい光がいっぱい溢れています。

その光はクリスマスツリーやイルミネーションでもあり、子供達のそれを見る夢いっぱいの瞳でもあります。

ここは今、魔法に包まれてキラキラしているようです!

今回は予告どおりのクリスマス特大号。1泊休暇のレポートも兼ねて。

11月初頭に日本の里帰りから戻ってきたら、もうまわりではクリスマスの準備が始まっていました。私達の最初のクリスマス準備は、11月半ば。家族4人でお隣のコーンウォール州で、週末だけの休暇を過ごした時です。まずはその時のレポートから!

フィストラルビーチの端に佇む4スターホテル「ヘッドランドホテル」。

美しい紺碧の海を背にしたここで1泊を過ごしました。

家からは車で1時間半ぐらいです。

中はすっかりクリスマスのデコレーションでいっぱい。


私にとって今年初めてのちゃんとしたクリスマスツリー。


日本へ一時帰国する前はまだ夏の名残があったぐらいなので、ちょっとタイムトリップした気分です。

ニューキーの町のメインストリートまでも歩いていけますし、ビーチもすぐそこ。なのに、まるで大自然に囲まれているかのごとく、羽を伸ばしてゆっくりできる場所です。


道から門まで結構距離があって静かなことと、ホテルの裏側のお庭は散策しながら水辺まで歩いていけるようになっていること。それで自然と一体化している感覚を得られるからかもしれません。

 ↑このオリが歩いているところを見ても、まるでホテルの庭なんて思えませんよね!

 

子供が寝静まってから、リッチと二人で1階のバーへ行きました。

かっこいいバーテンダーさん二人が、本格的なカクテルを作ってくれます。

楽しくて、ついつい長居(30分おきに交代で子供をチェックしに行きながら)。

 

二人でバーでデートなんて、出会った頃以来かもしれません!とても楽しかったです。

 

朝食も海を臨みながら、気持ちよくいただきました。

イングリッシュブレックファーストはもちろん、フルーツやパンの種類が充実していて、ついついおなかがいっぱいに!

 潮風の中でのんびり英気を養った後は、ここから車で程近い「TRERICE」というマナーハウスへむかいました。エリザベス調の建物で、古いインテリアやお庭も充実しています。

 

奥の建物では、子供達のためにクリスマスオーナメント作りのクラフトワークショップが開催されていました。

 

朝早かったので、私達が一番のりです。

 

まずは石膏でつくった型のオーナメントに、色を塗ります。

 

それから、古い書物を切ってハート型のオーナメントを。

 

最後は、お庭で収穫して乾燥させたラベンダーをいただいて、匂い袋を作ります。

 

オスカーだけはその間、クリスマスツリーの飾りボールを取っては投げて(跳ねる!)遊んでいました。

 できあがり。オリが色を塗って作った小さなオーナメントは、窓辺で乾かせます。

 

 さぁ次に向かったのは、もうひとつの建物。敷地内に複数の建物があるんです。

 

こちらは、カフェ。

天井からたくさん金の星がぶら下がっていて、キラキラしています。

 

入った瞬間、「わぁ、綺麗!!」って大きい声で言ってしまいました。

 

このカフェにやってきた目的は、クリスマスプディング作りのお手伝い。

 

ヴィクトリアさんが、ようこそと迎えてくれました。

 

 まずは、材料に何を入れてあるかを説明してくれました。

 

そして、「ひとりずつ願い事を言いながら、かき混ぜるんだよ。そうやって、皆の願いが詰まったプディングを作るの。」って、オリにもプディング作りのお手伝いをさせてくれました。

 

かき混ぜる方向は、東から西へ。新約聖書、福音書にあらわれるマギが旅した方向です。

 

ここへきて、たくさんの子供達がこのプディングに願いをこめてかき混ぜます。きっと魔法のような味がするプディングになることでしょう。

 

 

このカフェのクリスマスの飾り。

よく見たら、ティーストレイナーやミキサー、木製のへらなど、キッチンウェアで飾られているじゃありませんか!

 

うわぁー可愛いなぁ。こんな発想は今まで無かった!

 

そして最後は、暖炉の間での絵本読み聞かせ。

 

大きな暖炉に、炎がごぉごぉと音をたてて燃えています。そしてこんなに天井が高いお部屋がとても暖かい。

 

3家族が火の前に座ると、暖かそうなニットのセーターを着たおじいさんが現れて、優しく子供達に話しかけました。どんなクリスマスのお話をしようかって、絵本の中から読みものを一冊選びながら。

 

 エリザベス調ですから、400年から500年前。そんなマナーハウスの、あたたかい暖炉の前での絵本読み聞かせは、うっかり居眠りしてしまうとタイムトリップしてしまいそう。

 

ずっと昔、ここにいた子供たちも、この暖炉の前で絵本を読んでもらっていたのかな。

 

短い旅から帰ってくると、いよいよ12月もすぐそこ。どんどん予定が詰まっていきます。

 

中でも嬉しかったのが、ヴァル叔母さんがクリスマスリースを作りにおいでと言ってくれたこと。

 

喜んで家に遊びに行くと、アイランドテーブルには苔でできた輪が!!そして横のテーブルには、色んな種類の木々の枝がたくさん置いてありました。

 

ジュリー叔母さんも到着すると、いざリース作りスタートです!

苔のベースは、ヴァル叔母さんの友達の手作りです。川辺に住むそのお友達が、毎年クリスマスのためにたくさん作っていらっしゃるとのこと。それをヴァル叔母さんが私の分も買ってくれていました。

 

針金で骨組みされたところに、苔土を埋めてしっかりとしたベースが作ってありました。

そこへ、柊などの枝を10cm~15cmぐらいの長さに斜め切り(ベースから水を吸いやすいように)して、3種類ぐらいの枝の束を順に針金で巻きつけていきます。

 

このとき、枝の束はいつも同じ方向を向いていると綺麗に仕上がります。

これがいつの間にかもくもくと没頭してしまい、本当に楽しい。

オリとオスカーも、叔母さんがたくさんおもちゃを用意しておいてくれたおかげで、おとなしく横で遊んでくれていました。

 植物だけのナチュラルなリースができたら、今度はリボンやスパイスなど、お好みの飾りをつけていきます。ジュリー叔母さんは雉の羽にチェリーの赤い実をつけていました。


私はオリとオスカーが好きになってくれそうなもので、かつ可愛くしようと思って…準備していったロビン(イギリスで愛されてる小鳥)ちゃんのオーナメントをつがいで二羽つけました。ゴールドの実の飾りもつけて…。なかなか個性的!

仕事から帰ったリッチも、素敵なのを作ったなぁ、ありがとうねって言ってくれました。


そして12月最初の週末。今度はクリスマスツリーです。

 

もうどこのスーパーやガーデンセンターの前も、生木がたくさん売られています。

 

私達は、村のはずれのドナルドさんちにやってきました。

ヴァル叔母さんちぐらい、大きなお家です。

 ドナルドさんちは、農家です。オーガニックジャムやチャットニーなどを作ったりして地元で人気。そして、余ってる土地でもみの木をたくさん育てているんです。


ここで私達は「これ!」という木を選び、娘のジョアンナさんが「OK!」と言ってのこぎりで切ってくれました。

 中ぐらいの木で£10。1800円ぐらいです。

お店で買うより少し安いかな。お店のものはネットに包まれているので実際の木の形もわからないんですよね。サイズも形も選べるのがいいところ。あと、売れなかったら木は切られない、これが一番いいところです。

 

そうして家にやってきた私達の木。赤いリボンを盛大に飾って、クラシックかつ明るく楽しいクリスマスツリーに飾り立てました! 

 

私も小さい頃、おじいちゃんだったか父だったかうる覚えなんですが、近くの里山でもみの木をもらい、軽トラに積んできた思い出があります。 

 

そんなことを考えていたときに、お客様がメールでの会話で、「モールでできたサンタさんをまだ覚えています。」と教えてくださったんです。


その一言で、小さかった頃の自分クリスマスの記憶が鮮やかによみがえりました。


 母のクリスマスツリーにも、モールのサンタさんがいました!小さい私と姉がクリスマスツリーの横で嬉しそうに立って写ってる写真。母が年季の入った紙の箱を押入れから出して開けると、ゴールドの小さなプレゼントや、モールのサンタさん、雪を模す白いわた、赤と白のステッキ、きらきらしたたくさんの星が詰まっていて、私の心はどんなにわくわくしたことか!

毎年同じものなのに、飽きることなんてなく、瞳を輝かせていました。

 

きっとこれから先、たとえばクリスマスオーナメントに たくさんお金をかけるほど余裕があって、とても素敵にツリーを飾ったとしても、自分にとってあの小さかった頃のオーナメントは特別でかけがえのないものであり続けることでしょう。


さぁ、街の様子を見に行きましょう!

デボンの州都エクセターの中心、大聖堂前では大きなクリスマスマーケットができていました。マルドワインのいい香りが漂ってきます。

 ヨーロッパ各国のお菓子やおもちゃ、そしてイギリスのパスティやトッフィー。甘いにおいがいっぱいです!

 町の教会も、この週末はクリスマスフェスティバルが開催されていました。

各学校やサークル、色んなコミュニティが思い思いのクリスマスツリーを飾り、それらが一同に展示されています。


どのツリーが一番か投票もできるんですよ。こういった催しごとは、すべてチャリティイベントです。皆が努力して作ったものに、それを鑑賞する人たちが募金をする。その寄金は教会のメンテナンスへのものだったり、恵まれない子供達へのものだったり。


チャリティイベントが身近で絶え間なく開催されている、それが私のイギリス生活の印象でもあります。いいことですよね。

 

 さぁホームメイドクリスマスもまだまだ続きます。今度はヴァル叔母さんたちと、ポーセリーン(磁器)を焼きますよ!


磁器のティーカップ?いいえ、磁器のクリスマスオーナメントを作るんです!


ヴァル叔母さんに連れてきてもらって、彼女の親友サンドラさんちにやってきました。ここはサンドラさんちのはなれ、趣味の工房です。


サンドラさんやジルおばさん、それに私の友人のクレアやジョアン。まわりには結構マイオーブン(窯!)を趣味で所有している奥さんたちがいます。


でも「イギリス人=趣味で窯を持っている」というわけではありません。他の日本人奥さんたちに話したら、「私のまわりではそんなの持っている人いないよ!」と皆言ってたので、あまり一般的ではないのだと思います。


ヴァル叔母さんとジュリー叔母さん、その娘ジェニーとケイティー。気心しれたリッチの従妹たちです。皆でわいわい言いながら、思い思いのクリスマスオーナメントをつくる。恋人の名前を入れたり、家族の名前を入れたり。


私もオリとオスカーの世界でひとつずつだけのオーナメントをつくりました。クリスマスに二人にプレゼントするつもりです!

 

 あ、ここにも、サンドラおばさんの手作りリースが!


金色の蝶々と、白いお花達が綺麗に飾られた可愛いリースが置いてありました。


今度は村の幼稚園の劇。オリの初舞台です。

「The Night Before Christmas」子供達がイブの夜に眠り、へんてこな夢を見る。そしてサンタさんがトナカイ達と、リトルヘルパーのエルフたちを連れてやってくる話です。


2歳と3歳の子ばかりなので、皆台詞はあったっぽいけれど言えた子はほんの少しだけ。でも、最後に皆でステージに並んで一生懸命「きらきら星」や「ジングルベル」「We wish a merry christmas」を歌ってるときには、胸がいっぱいになって、うるっときてしまいました。


9月にこの幼稚園を卒業して学校に進んだ子達も、学校の一環で観に来たんですね。

皆で床に体操座りして劇を観ていました。それで、歌が始まるとその子たちも手伝って一緒に歌ってくれていたんです。つい数ヶ月前まで一緒に遊んでいた仲間たち。感動してしまいました。


翌週はオシュ坊の出番!村のちびっ子達のクリスマスパーティーです。


皆でおもちゃで遊び、テーブルを囲んでパーティースナックやジュースを飲み、クリスマスミュージックでダンスをし、


そして…誰かがドアをノックしました。


「ホーホーホー!!!皆いい子にしていたかい?」

本物のサンタさんの出現です!!

(私にはすぐに、村の郵便局のスチュワートさんだとわかりました!)


あまりの大きさともっしゃもしゃのひげと、低い声に、オシュ坊をはじめ泣き出すちびっ子多数!!

でも大丈夫、スチュワートさん、いや、サンタさんはこんなこと慣れているんですから!


椅子に座ってひとりずつ名を呼び、プレゼントを渡してくれました。


不思議そうにプレゼントをママに開けてもらうちびっ子たちは、中から出てきた絵本に大喜び。


最後は、近年イギリスで流行&定着しつつあるクリスマスジャンパー(セーターのこと)について綴りたいと思います。


2011年ぐらいからでしょうか。もともとは北欧のものでしたが、イギリスのある有名人がテレビで着始めたのをきっかけに、家庭でも流行りだし、各メーカーも毎年クリスマスジャンパーを作るようになりました。下の写真で、袖が赤と白のしましまのものは、キャスキッドソンの今年のクリスマスジャンパーのひとつです。


街のショーウィンドウも、カラフルなクリスマスジャンパーでいっぱい。

 

実はこのクリスマスジャンパーもチャリティイベントとつながっています。皆でコンテストなどを開いて、参加費£2を恵まれない子たちへの募金とするのです。

 

セレブたちのクリスマスジャンパー姿もよくパパラッチされ、おのおのでツイッターにその姿を投稿していたりするのもよく見られます。

 

可愛いものもありますが、どうやら見ていると、馬鹿馬鹿しいほど強い、勝てる、というイメージです。とにかくダサいとか、トナカイの鼻を押すとチープなサウンドでクリスマスソングが流れるとか、またはピカピカと電飾が光るとか。

 

どれぐらいダサくてばかばかしいかというと、この上の写真のモデルさんぐらいだと、かなり良い線いっていると思います。

 

ちなみに去年、ファミリーのクリスマスパーティーで唯一クリスマスジャンパーを着ていたリッチの従弟のスチューも、「お前のセーター、強いな。」って言われていました。

 

いつもクリスマスを一緒に過ごす義父側のファミリーは、伝統を重んじるので、基本クリスマスのドレスコードはフォーマル、出かけるパーティーもフォーマルなものばかりだったこともあり、これまでクリスマスジャンパーを持っていなかったのですが、リッチが「金曜に皆会社にクリスマスジャンパーで出勤することになったんだ。」と!

 

それで家族でクリスマスジャンパーを買いに街へ出かけたんですね。いつもは私がリッチの服を選ぶのですが、今回彼は自分で選びました。

見てやってください、リッチのクリスマスジャンパーを!!


その金曜日、リッチは「2等賞をとったよ。」と言って帰ってきました。


約200人の社員が総出でクリスマスジャンパーを着て出勤、そしてコンテストを開いたらしいのです。やはり一人£2ずつ、恵まれない子供たちへの募金をしたのだとか。

 

2番目に人気だったリッチのクリスマスジャンパー。私は彼を誇りに思いました。


ちなみに私のクリスマスジャンパーは、この柊と水玉の、ひかえめセーターです。^^

さぁまだまだたくさんクリスマスについて書きたいことはありますが、もう十分だとのお声が聞こえてきそうなので、このへんで!


昨日行ったまた別の素敵なマナーハウスのクリスマス写真は、また後日FBにアップします☆

 

イギリスのクリスマスは充実していて夢いっぱいですが、大人には忙しくて大変でもあります。今日から私もクリスマスパーティーなどで予定が目白押し、ファミリーが大きい分、プレゼントの準備も大変!><

 

皆さんも、日本は忘年会や大掃除などで忙しくされていらっしゃることと思います。風邪など召さぬよう、あたたかくしてお過ごしくださいね。

 

今年もお世話になりました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。


みなさまにとって、2015年も、明るく楽しい素晴らしい年となりますように!

 


コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    尚美 (水曜日, 24 12月 2014 19:58)

    クリスマスジャンパー!
    先日、イギリスでおばあちゃんが編んでくれたようなセーターが流行っているとニュースで見たばかりでした。
    色々な表情のセーターがあるんですね。とても可愛いです

  • #2

    ヒロマィ (水曜日, 15 7月 2015 06:14)

    尚美さん、そんなニュースがあったんですね!
    そうなんですよ、年々定番化してきているようです。
    改まった服装よりも、楽だし心地いいのもあるんでしょうね。(^-^)