2014年

11月

19日

オリ坊&オシュ坊、お伊勢さんへ行く!2014年、里帰り帰国

皆さん、こんにちは!

 

あれだけFaceBookで、クリスマス特大号ブログを綴ると言っていたにも関わらず、ここでまさかの里帰りJAPANブログ!!

 

イングランド田舎のクリスマス記事をご期待してくださっていた方々、ありがとうございます。クリスマス迄に、またアップしますね☆ 


さぁこの秋、10月6日から11月5日まで、私たち4人で2年半ぶりに日本へ里帰り帰国してまいりました。


オシュ坊にとっては、初めての日本。もちろん前回はオリも生まれて半年のことだったので、覚えているわけもなく、二人にとってめくるめく大冒険が始まったわけです!


まずは、デボンの家からロンドン・ヒースロー空港まで車で渋滞に巻き込まれ約5時間。

大幅に遅刻して、到着したときはもう機内への搭乗が始まっていました。

 

今回の旅はKLMオランダ航空で。1時間ほど乗って、アムステルダムで乗継です。関空はイギリスへの直行便が無いのですが、来年あたりロンドン直行便がまた復活するという噂を聞きました。本当ならいいなぁ。

オランダと言えば、ミッフィーちゃんの国。オシュ坊も、こんな可愛いよだれかけをいただきました。子供がもらえるクラッカーなどのお菓子も、ミッフィーちゃんの箱に入っていましたよ。

 

アムステルダムから大阪まで約12時間。飛行機の中で、小さいお子さん連れだったのは、3家族。私たちと、フランス人の旦那さま&日本人奥さまのご夫妻、それからスペイン人の旦那さまを持たれる日本人奥さま。

 

旅疲れと寝不足の中、一番後ろのスペースで子供たちを遊ばせながら、それぞれの国での子育ての話をして過ごした時間はとても楽しかったです。

 

さぁ空港に一番に出迎えに来てくれたのは、リッチのスカイプ英会話レッスンの生徒さんYちゃんご一家。週1回のレッスンで丸3年の家族ぐるみのおつきあい。ママさんもパパさんもYちゃん、そして妹ちゃんも、お仕事や小学校を休んで来てくれて嬉しかったです。

 

 そして私の家族も迎えにやってきてくれました。両親と、妹。そして妹の子供(女の子二人)のユメちゃんとユウちゃん。

 

空港バスで一時間、次は列車に乗り換えて1時間半。写真は、三重にむかう特急列車の中です。

 

オリも、ユメちゃんとユウちゃんとは一目あったその瞬間から追いかけっこをして遊び始めました。さすが子供同士!

さらに駅から車で45分。イングランドの家を出てから約30時間たって、やっと実家に到着です。

 

子供達にとって、初めて見る山々のある景色、秋の虫の声が響く夕暮れ、見たこともない食べ物が並ぶ食卓、浴槽と別で体を洗うスペースがあるお風呂!

 

そして皆がママと同じ言葉を話してる!!


朝は、おじいちゃんの庭の池の鯉に餌をあげることからスタートです。鯉を見に行くのが大好きなオリ坊、これだけは家族の誰にでも素直に抱っこされて見に行きました。3日もすれば、すっかり打ち解けて母に「ぉばーちゃん!」って呼んでましたけどね。

 

1ヶ月の滞在予定ですが、リッチだけは仕事があるので前半2週間のみ滞在。入れ替わりで、リッチの妹ステファニーが来日。そして私たちと一緒にイギリスへ戻ります。私一人だと、道中とても大変だったと思うので本当に助かりました。


そして、この1ヶ月の間にオスカーが歩けるようになったんですよ。^^


下の写真(右)でお察しのとおり、リッチに何食べたい?と聞いたら「ギュードン!」。

リッチもオリもオシュも、もっぐもぐ日本のギュードンいただきました。

2年半の間、新鮮な海の幸を我慢してきた私は、ギュードンどころでは満足できません!日本に到着して最初の週末、友人なおさんご夫妻と鳥羽へ2泊旅行に行き、私の「食べたいものリスト」の大半を網羅してきました。

 

温泉も入って楽しく過ごし、素敵な思い出ができましたよ。

 

どーんと舟盛り!

 

イングランドのプディングや、お肉のロースト並みに豪快です。

 

このプチ旅行は、リッチから私への今年の誕生日プレゼント。



 

 さらに妹も、「ひろりん、食べたいもの全部食べてかな後悔するよ!!どこに行きたい??」と思いやりあふれる声をかけてくれました。

 

そこでまずは、地元の美味しい処、お伊勢さんへ。目指すは、おかげ横丁です!

 

いつも一番最初は、このおじさんのところで、牡蠣を2個ほど焼いてもらうんですよね。いいにおいが漂ってくるので、無視できないんです。

 

そして、「まる天」さんのてんぷら、「ふくすけ」さんの伊勢うどん、「豚捨」さんの松阪牛肉コロッケ、「豆腐庵山中」さんのおとうふソフトなどなど…あぁ、楽しい!お祭り気分です!

 

 三重育ちの私にとっておうどんといえば、こんなふうに太麺で、もちもちしているものが普通でした。

 

大人になって大阪で、初めて食べたコシのある細打ちの讃岐うどんに、「このおうどん、煮えてない…!!」と間違えつつ驚いたことをよく覚えています。

 

その後初めて、自分が知ってるうどんは、結構マイナーなものだと知りました…。だって、イギリスに来てからお会いした他の日本人奥さん方も、皆伊勢うどんをご存知ないんですもの!

 

美味しいんですよ~、伊勢うどん!もっちもちで、おつゆは濃いタレになってるんです。ふくすけさんでは、オプションで三重産のアオサを乗せてもらうこともできるんですよ!

 

 そして締めは、「五十鈴茶屋」さんの、和三盆プリンと、ほうじ茶プリン。

お上品でコクがあって、なめらかさこのうえ無し!!

 

オリ坊だけは、好き嫌い(食わず嫌い)が激しい時期なので、何も食べようとしてくれませんでした。(うどん以外)

 

さらに翌日は、やっぱり牡蠣好き仲間の妹と鳥羽の海へ。向かうは「かき善」さん。シーズン開始となってすぐでしたが、県外からのお客さんばかりでほぼ満席!

 

母も一緒に来てくれて、私と妹が牡蠣パラダイスを満喫している間、子供たちを外で遊ばせてくれていました。すると「かき善」のおじさんが、「お母さん戻ってきたら、食わせてやれよ。」と2,3個、母用に焼いて取っておいてくれました。母は牡蠣が苦手なのですが、せっかくだからと挑戦していましたよ。

オシュ坊も、本当に歯が前歯2本ずつしか無いの!?と疑いたくなるぐらい、、日本の味覚を満喫しました。彼の食欲は未曾有で、皆びっくりです。

 

家の食卓では、母がいつも私が食べたがっていたものを作って出してくれました。秋刀魚や、とろろかけご飯、お刺身、キムチ鍋、から揚げ、寄せ豆腐。祖母も、いつもの「味付け煮玉子」をたくさん作ってくれました。

 

姉は毎日仕事で忙しく、あまり一緒に出かけることができませんでしたが、いつも仕事帰りにオスカーのおむつや色んな種類の離乳食、オリのデザートやおもちゃなどを買ってきてくれてプレゼントしてくれました。

それから…、子供たちが食べ物より堪能したものと言えば、自然です。

木の実、花、葉、木々、小川、里山。

カニやかたつむり、とかげや赤とんぼ。

 

毎日「ビッグアドベンチャー」と称して、散歩に出かけました。

 

 

どんぐり。ユメちゃんが小学校へ行くのを見送った後は、いつもどんぐり集めをしました。

天気の悪い日は、家で「となりのトトロ」観賞です。小さいトトロがどんぐりをこぼしながら逃げるところを見ると、オリは立ち上がって「どんぐぃー!!」 っと指差して喜んでいたものです。

 そしてトトロ大好きになったオリ坊。


 

私が生まれ育った自然の中で飛び回るオリ坊とオシュ坊の写真は、どれも輝かんばかりの良い顔をしています。

 

そんなわが子を見るのは、とても嬉しいことです。

 

このオリが走っている小さな里山の小道は、結婚前、まだリッチと遠距離で不安だったころ、よく犬と散歩をしながら、彼を想って歩いていた道です。(そのときの記事はここ。)

 

ここを今、オリが笹の葉をぶんぶん振って、大きな声で笑いながら元気に走っている。

 

あの頃には、想像もしていなかったこと…この6年の間に起こった幸運を思うだけで、心があたたかい光で満たされるようです。


日本に到着した頃は、山の木々はまだ青々とし、私たちは半そでの服を着ていました。

それが少しずつ、上着を羽織る回数が増え、いつしか半そでを着なくなり、山はゆっくりと紅く色づいていきました。

ゆっくりと、確実に日は過ぎていきます。

 

この里帰りで、一番素敵だったこと。それは、オリとオスカーが従姉のユメちゃん&ユウちゃん、そして家族の皆と一緒に素晴らしい時間を過ごしたことです。 

 

オリは毎朝、ユウちゃんの保育園へお見送りについていきました。そして皆が挨拶してくれました。先生はいつも違う種類の車のシールをくれて、オリはそれが大きな楽しみでした。

 

午後、家から小学校の団体が歩いて帰ってくるのが窓から見えてくると、オリはユメちゃんを探しながら走りました。「Mama, my best friend is coming!!」と言いながら。

ユメちゃんを見つけると手をつないでもらい、一緒に歩いて帰ってきました。

 私がお風呂に入る間は、いつも姉妹や母が子供たちを遊ばせてくれていました。

 

ある日、あまりにも賑やかなので、何をしているんだろうと急いでお風呂を出たときです。オリ&オスカーが笑い声をあげながらハイハイレースをしていて、私の姉妹がそれを応援をし、皆が一緒になって楽しくしているときでした。母は、後ろのほうに座ってそれを眺めながら、静かに涙を流していました。

 

滞在も後1週間となった頃です。オリとオスカーが愛情いっぱいに包まれたここを来週発つんだと思うと、とても悲しくていられなくなり、デボンに居るやはり日本人妻の友人に、その気持ちをメールで送りました。すると彼女は、こう返してくれました。

 

「とてもわかるよ、その気持ち。私も毎回実家を離れることがつらくてつらくて胸が張り裂けそうになります。でもロンドンの空港で主人を見た途端、元気になる。それは、彼が日本の家族に負けないぐらいの愛情で迎えてくれるからだと思っています。ヒロマィちゃんも、リッチの顔を見たらきっと元気になるよ。」と。


帰路に発つ前日、振り返ればあっという間でした。

妹が、「最後の鯉の餌やりに行こう。」ってオリを抱いて行ったのを耳にしながら、

「これからいっぱい鯉に餌をあげられるよ。」ってオリに言ってたのが、ほんの昨日のことのように感じました。


一段と冷えるようになってきた11月初頭の早朝、5時半。家の前で見送ってくれた祖母、姉、姪っ子たち。大阪まで一緒に来てくれた両親と妹。目に涙をためての別れにも、オリとオスカーにはわかるはずもなく、二人は空港バスに乗り込んだことが嬉しくて大喜びで窓から、「ぉばーちゃん」達に手を振りました。無邪気な笑顔で、手を振っていました。

空港での諸手続きを終え、飛行機に乗り込み、ゆっくりと滑走路へ移動します。まっすぐまっすぐどんどんスピードが出て、そしてふわりと浮き…あぁ、またしばらくのお別れだと、オスカーを膝に抱きながら、片方の手でオリと手をつなぎ、日本の家族や友達のことを想いました。

 

パイロットが、「ジェット気流を避けるため、まずは高緯度まで飛んでから西に向かいます。」とのアナウンスをしました。時間をかけて飛行機は日本を縦断するように北へ向かいます。三重の、数時間前までそこにいた実家の上を飛び、愛知、神奈川、東京、千葉…仙台へ…。


画面に映る飛行機の位置を示す地図の場所、そこに住む友人や知人のことを想いながら「皆お元気で」…と心の中でつぶやきました。

 

北海道の上を少し飛び、そして私達はゆっくりと日本を離れました。とても寂しい瞬間です。ステファニーが子供を抱っこしながら画面を眺める私を見て、「日本を出たね…。大丈夫?」と優しく声をかけてくれました。彼女も仕事柄、よく母国を離れて海外生活をしているので、私の気持ちがわかるんです。

 

さようなら、日本。

さようなら、日本に居た小さなオリとオスカー。


今度はまた、少し大きくなったオリとオスカーが遊びに来るからね…。


そして、ただいま、リッチ。


長いフライト時間と、アムステルダム空港での3時間遅れの乗り換え待ち時間。そしてまた1時間のフライトと、大きな大きなヒースロー空港内の入国審査など…たくさんの荷物と小さい子二人を連れての道中は行きよりもずっと大変でした。

くたくたになってやっと、ヒースロー空港で会えたリッチ。

 

彼は、結婚してビザ許可がおり、渡英して迎えに来てくれた4年半前のあのときと、同じ笑顔で待っていてくれました。

 

まるで、数年も会っていなかったみたいに、少し目を涙でうるませて、眠るオスカーを抱っこしてる私をあたたかく抱きしめてくれました。

 

リッチを見て、元気になる。そして、心の底から安堵があふれ、「あぁ、よかった…」って思ったんです。イギリスでも日本でも、世界のどこにいても、リッチと一緒が一番幸せだと。



遠い日本。どれだけイギリスが素敵でも、どんなに幸せでも、「望郷」という寂しさは一生抱いていくもの。

 

結婚して英国に永住すると決めたときに、それは心に覚悟を決めたこと。それを抱きながら、私は強く幸せになるんだと。

 

これからも、リッチと私達の子オリとオスカーと、4人であたたかい家庭を築きながら。

 

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。里帰りで会えた家族と友人にも、今一度…、ありがとう。

 

次回は、またクリスマスまでにアップしますね。見どころ→日本の田舎の風景から劇的にイングランドのクリスマスへと変わるギャップがすごい!!

 

おわり。


コメントをお書きください

コメント: 2
  • #1

    Sayaka (土曜日, 20 12月 2014 23:29)

    ヒロマィさん、こんにちは(*^ ^*)

    ブログの更新楽しみにしてました!
    充実した日本での一ヶ月間が、読んでいてしみじみ伝わってきました。

    ヒロマィさんのご実家があるところは本当に綺麗なところですよね。自然がいっぱいで食べ物もみんな美味しそう。どの写真からも楽しそうな様子が感じられました!

    楽しい時間を過ごした分だけお別れの時は寂しいですよね。ヒロマィさんの文章を読んでいて、あぁわかるなぁと、一緒になって切ない気持ちになってしまいました(^ ^;

    今はクリスマスの準備で忙しいと思いますが、また次回のブログも楽しみにしています

  • #2

    ヒロマィ&リッチ (月曜日, 22 12月 2014 08:04)

    さやかさーん!
    こんにちは!

    ありがとうございます。
    おかげさまで、日本での1ヶ月間はこれまでの人生で一番のホリデーでした。

    何年たっても、いつ帰っても変わらない自然の景色がいつもあるというのは、素晴らしいことですよね。これからも変わらずにいてほしいです。

    行きはわくわく、帰りは寂しい。楽しい分だけ寂しさも大きい。
    共感してくださって、ありがとうございます。^^

    またのんびりさやかさんと二人でたわいない会話を楽しみたいです。
    いつかまた会えることを夢見てますね!