2014年

6月

13日

まぶしく咲いてる花々のようにカラフルな日々は

皆さん、こんにちは!

イングランドの初夏は空高く青く、すがすがしく美しく。晴れた日はそれはもう本当にきれいなんです。時々ここは天国じゃないかって思うぐらい。そんなことを思いながら今、前庭のウッドデッキで今回のブログを綴っています。

 

毎日のことをただ綴るだけなのに、うきうきしてしまう。それぐらいこの大地は色とりどりの花や、風で揺れる緑の大海原がキラキラと輝いて、優しいオークの木の枝で小鳥は歌い、リスは弾けるように走り、生きるエネルギーに溢れています。

 

ドラマティックなくだりでスタートしましたが、ささやかな毎日のことを綴ります。上の写真は私たちが住む小さな村。あの角を曲がれば薔薇の香りがとても強く香る、あの坂を上がると背の高いピオニーが咲き誇っている、そんなことにわくわくしながら朝の9時、オリの幼稚園へ歩きます。ピンクや紫の小花が咲いた石段を、オリと一緒に英語や日本語で大きな声で数えながら…。

村の中でも一段と可愛いピーチ色のコテージ。最近内装工事をしています。

前から見ても可愛いけれど、横側から見ると、もうこのシェイプは妖精の家ですよね。

 

小さな薔薇、大きな薔薇、赤い薔薇、淡いピンクの薔薇、白い薔薇。

 

レンガや茅葺の家と一緒になって素敵な景色を作る花々は、皆から愛されてお庭でしっかり手入れをされています。

 

朝も夕方も、誰かがかならずガーデニングをしてて、挨拶をすると大きな声で「今日は良い天気だね」とか「幼稚園へ行くのかい」って言って、手を振ってくれるんです。

夕方4時前。オリをまた迎えに行って2人を乗せた重いベビーカーをスピードが出ないよう(ブレーキが無いんです)、腕と脚に力をいっぱい入れながらこの坂道を降りていきます。

 

そしてその坂の向こう、右側にあるパメラおばさんのコテージに時々寄り道を。石造りの1600年代に建てられたとても素敵なコテージ。裏口に回ると、子犬のウィローがきゃんきゃんと吠え、パメラおばさんは私たちに気づいて笑顔で「さぁ中に入って入って。」とドアを開けてくれるのです。

 

手作りのハーブティーを淹れてくれたり、大きな庭をまわってお花や野菜のことを聞いたり、お池の魚に餌をあげたり。オリ坊もオシュ坊も、パメラおばさんちの庭が大好きです。

週に1回ぐらい日本人妻友達に会い、週に2回ほどイギリス人のママ友達の誰かのお家へランチやお茶に遊びに行きます。この日はアントニアの家へ。

 

村のはずれ、緑に囲まれた静かなコテージ。

お庭は公園ぐらい広いんです。

 

お家が少し地中に埋まってるように見えますが、庭が1段高くなっていて、家と写真を撮っている場所の間に階段で玄関につながるレンガの道があるんですよ。

 

アントニアは行政書士ですが、現在育児で休職中。旦那様は研究職で大学務めです。彼女のベビーはオスカーと3ヶ月違いの可愛い女の子、ピッパちゃん。ピッパちゃんが1歳になったら職場復帰するらしいです。

 

このアントニア達もそうですが、ママ友達の中にはロンドンからこののどかなデヴォンに移り住んできたという若いご夫妻が結構多いんです。

 

別のママ友、すぐ近所に住むルイーズとその旦那さんも子供を授かってすぐ、ロンドンから引っ越してきました。二人子供がいて、オリとオシュと同い年なんです。そんなルイーズも先月から仕事復帰。

 

彼女は政治家なので平日はロンドンのウェストミンスターで仕事。そして週末は同じく研究職の旦那さんと二人のちびっ子達とゆっくりしているようです。

 

イギリスは今のところ、最大1年は育児休暇が認められていて、内9ヶ月は有給だそう。

 

ところでね、ここでちょっと「ヒロマィの本場英語講座」です。ママ友同士でよく「家にお茶に来ない?」なんて言ったりするのですが、お茶は英語でa cup of teaです。teaだけだと夕食ともとれてしまいますし、「お茶いかが?」という時も「Would you like a cup of tea?」と言います。直訳すると「お茶をいっぱいいかが」ですが、とにかくお茶のことです。

 

さらにですね、このa cup of teaのくだけた感じの略語があるんです。それがcuppa。カッパです、カッパー。最初はこれが何のことかわからず会話についていけなかった時期があったのですが、a cup of teaのことだとわかったときはものすごくスッキリしたんですよ!

 

ちなみに、カフェで「cuppuccino」カプチーノをオーダーすると、よく間違えて紅茶を出されるんです私。これは「カプチーノ」がa cup of teaに似てるからなんですけどね。「カプチーノって言ったんだよー」なんて言うと、「そうかすみません、僕の聞き間違いだよ」とか言って淹れなおしてくれるんですが、自分の英語はまだまだだなぁ~って思います!

 

さぁ話は変わって、週末。花が咲き始めた春先は毎年決まってブルーベル散策。今年はカナダに住む叔父さん達が帰省してたので、リッチのママ側のファミリーと一緒にパープルの絨毯が敷き詰められた森を散歩しました。

 

たくさん歩いた後は、クリームティーです。クロテッドクリームって、要冷蔵で常にフレッシュなものだと思っていましたが、常温保存できるタイプもあるんですよね。そして日本で手に入るクロテッドクリームというのはほぼ常温可能なタイプのほうなんだと聞きました。確かにいつも、どうやって輸入してるんだろうって不思議に思ってたんです。

 

それぞれ味がまた違うのらしいですが、フレッシュなクロテッドクリーム、とっても美味しいですよ。

この前の土曜日は、オリの仲良し友達、エルディちゃんの3歳のバースデーパーティーでした。


エルディちゃんのパパが科学者なだけあって、パーティーでのお遊びタイムは磁石を使った手作り釣りゲームなど、理科の授業のようなものが目白押し!

 

楽しさのあまり、子供達は大喜びではしゃいでました。

 

ランチタイムはお庭でピクニック。

皆でパースデーソングを歌って、フルーツいっぱいの可愛いランチ+バースデーケーキ。

翌日の日曜は、ここ。ブログをよく読んでくださってる方は記憶にあるかもしれませんが、ダートムーアの中にあるここ。「フィングルブリッジ」です。

 

名前はこの石造りの古い橋のことなんですが、「フィングルブリッジに行こう。」というと、ここで川遊び、森を散策、ピクニック、この橋の麓のパブで一杯飲んだり、ランチを食べたり、ということなんです。

橋からの景色。↑

色んな方向へ進む自然散策道もたくさんあるんです。

 

ここは、本当に気持ちがいい場所です。小川のせせらぎも鳥の声も日陰の涼しさも揺れる木々からもれる日の光も、何もかもが祝福されているよう。

 

さらに夏の天気のいい日曜といえば、ヴァル叔母さんちで狼家集合の合図でもあります。一族揃って皆でパーべキューパーティー!

 

この日は、マーカスが海でとれたてのカニをたくさん持ってきてくれたので、お肉+カニパーティーでした。

 

 

レディー達はキッチンで、サラダやプディング作り。メンズはお庭で肉焼き。

 

そして特別カニコーナーでは、マーカスと私(日本人だからカニ慣れしてるだろうという皆の期待に応えるべく)がカニ身むき係。

 

こんなカニ、初めて見るけど…ハンマーで叩きながら頑張りました。

バーベキューでは、サーモン、ラム肉、チキン(胸肉、もも肉)、ビーフにポーク。飲み物はシャンパン、赤白ロゼワイン、ビール、ジュース。

 

サラダはやっぱりメリーベリーのレシピ本から数種類。

 

プディングはスコーン+クロテッドクリーム&ジャム、フルーツサラダ生クリームがけ。

皆でお庭で世間話をしながら、ゆっくり明るいイブニングを過ごします。

 

今の日の入りは午後10時前ぐらいです。

 

 

 

それからフェイスブックでもふれましたね、よく行くマナーハウスの敷地内で最近クラシックショーが開催されました。

 

クラシックカー好きな私達にとったら、大喜びなイベントです。

 

ちなみに「よく行くマナーハウス」。マナーハウスによく何をしに行くのかというと、やっぱりお庭が素敵なので、それだけでも午後をゆっくり過ごせたりするんです。広大で、とても手入れが行き届いていて、イングリッシュガーデンの季節の花がとても綺麗。

 

子供が遊べる一角もあり、催し物もよくしているんです。倉庫に仕舞われてる中世のドレスのお披露目会とか、庭のオーチャードでとれた林檎で発泡酒をつくるイベントとか。

 

カフェやお店も素敵で、古本屋さんまで敷地内にあるんですよ。

入場料はかかりますが、私達はリッチのママからのクリスマスプレゼントでナショナルトラストの会員なので無料なんです。^^

この雰囲気にぴったりなジャズやロカビリーなライブミュージックもあり、その向こうでは子供達のために人形劇「パンチとジュディ」が行われていました。

初めて人形劇を見るオシュ坊、子供達がどっと大笑いする中、ぽかーん。

今夜(金曜の晩)の夕ご飯は青空の下でバービー!(リッチの従兄弟たちがBBQのことをバービーという愛称で呼ぶんです。)

 

こんなふうに家族4人だけで始まったBBQですが、やっぱりご近所さんたちも皆お庭で夕ご飯。仲良いファミリーと「いいにおいさせてるね。」なんて挨拶から始まり、「よかったら一緒にどう?」。

 

最後には食べ物を持ち寄って、私は奥さんと楽しい話で盛り上がり、子供達は子供同士で遊び、旦那さんたちはビールやサイダー(林檎の発泡酒)を持ち寄って仕事なんかの話。近所もいい人たちに恵まれてるってとても幸運です!

最後は最近8ヶ月となったオシュ坊で閉め!

とうとうハイハイするようになってしまいました。すごいスピードです。

もうオシュ坊が起きてる間は目が離せません。

 

オリ坊もオシュ坊も手がかかり大変。自分の自由な時間って無くなってしまったけれど、私の日々を今咲いてる花々のようにうんとカラフルにしてくれたのも二人のおかげ。(もちろんリッチもだけれど!)

 

思えば3年前イングランドに引っ越してきた最初の数ヶ月は「日中の話し相手は子羊と馬」なんて言ってました。デヴォンはきれいだしリッチがいるから幸せだったけれど、でもやっぱり日中は寂しかったです。今は二人のおかげで素敵なママ友達もでき、後で家を買ったこの小さな村の人たちとも仲良くなり、毎日がぐんと楽しくなりました。

 

そしてやっぱりオリとオシュから、感動と笑いとあたたかい気持ちを絶え間なくもらい続けています。

 

皆さん、長くなってしまいましたが(いつもの如く)、最後まで読んでくださりありがとうございました。

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コメント: 10
  • #1

    rico. (土曜日, 14 6月 2014 09:14)

    今回もステキなお話、ありがとうございます
    かわいいお子様やキレイな景色など想像して、幸せな気分になりました
    日本のとは違い、そちらのクロテッドクリームは濃厚でとてもおいしいと聞きました
    そんなクリームでクリームティー、私もしてみたいです

    いつかそちらの景色を自分で直接感じられたらなぁというのが私の夢になりました!

    ありがとうございました

  • #2

    なお (土曜日, 14 6月 2014 10:01)

    カプチーノ。。。。私の苦い思い出の一つ。
    かな~り、紅茶を飲み続けたなぁ…。頭に「コーヒーの」ってくっつけるようにして飲んでました。とほほ

  • #3

    kayoママ (日曜日, 15 6月 2014 11:26)

    こんにちは。

    なんて、なんて、なんて心温まるお便り(?)でしょう。
    ‘すべてが祝福されているような・・・’と、ほんとうにそう思えるデヴォンの風景と、そしてヒロマィさんの暮らしです。
    今の幸せに感謝することを忘れない貴女のやさしさがひしひしと伝わってきますよ。読んでいるこちらも・・・なんというのでしょう・・・安らぎを覚えて浄化され、きれいな心持ちの人になれそう。

    イギリスは遠いけれど、目を閉じて彼の地の風を感じています。

    子どもを授かるということ、子が育っていくということ、それはほんとうに奇跡のようなできごとだと改めて思う私です。
    地球上に存在する数多の親と子、綿綿と続く生物の歴史の中で、
    縁あって私を母として生まれてきた我が息子、
    息子が生まれてから私は、人生に怖いと思うことがなくなったなぁ・・・と。

    オリくん、オシュ坊よ、
    健やかにおおらかに育てと祈らずにはおられません。

    バービーもクロテッドクリームも、ヨダレ垂らして(失礼(^^;))見ました。羨まし~~~



  • #4

    尚美 (月曜日, 16 6月 2014 08:02)

    「思えば3年前・・・でも日中は寂しかったです。」
    の文面が心に響きました。日本を離れて暮らすことには、ご本人でないとわからない葛藤もおありだったかと思います。
    幸せそうな弘美さんのご様子に安堵するとともに、弘美さんの努力を感じました。
    いつまでもお幸せに♡!

  • #5

    ヒロマィ&リッチ (火曜日, 17 6月 2014 05:05)

    rico.さん

    ありがとうございます。
    いつかイングランドに来られるなら、やはり花が綺麗な今の時期が一番かと思います!そしてクリームティーをぜひ堪能してほしいです。ティールームによってスコーンの食感も全然違ってくるので、毎日でも飽きませんよ!(でも夕食が食べられなくなるぐらいのボリュームがあります。)

  • #6

    ヒロマィ&リッチ (火曜日, 17 6月 2014 05:06)

    なおさん

    あれはしょうがないよ~似てるし。
    でもやっぱりリッチに頼んでもらうと絶対ちゃんとカプチーノが出てくるわ。。

  • #7

    ヒロマィ&リッチ (火曜日, 17 6月 2014 05:15)

    kayoママさん

    ありがとうございます。
    おかげさまで、良い日々を過ごしています。
    ときどき本当に誰か手伝って欲しいとか、実家が近かったら…なんて思うこともあるけれど、振り返るとほんの一瞬です。

    ベビーのオリとオシュは私がどんな失敗をしようとも人として未熟な部分があろうとも、そんなの関係なく私を大好きでいて一番必要としてくれる、それが他の誰とも違うところ。二人が生まれてから、私の世界はまったく別のものとなり、kayoママさんがおっしゃること、今とてもわかります。

    オリとオシュを見守ってくださり、ありがとうございます!

    ところで翌日もバービーでした。(ちょっと趣向を凝らせてその日はサーモンと魚介に。)^^

  • #8

    ヒロマィ&リッチ (火曜日, 17 6月 2014 05:23)

    尚美さん

    ありがとうございます。
    ちょうど移り住んでまだ寂しい頃に妊娠をして、とても嬉しかったんです。
    同時に心細くもありました。そしてあの東北の大地震が起こったんです。

    日中インターネットとテレビの前から動けず、
    ニュースで津波の映像を観ながら、いつもわんわんと泣いてました。
    (おなかの子によくないとリッチのファミリーからその後テレビ禁止令が)

    でもそんなことを越えて元気なオリが生まれてくれて、本当に強いオリ坊に感謝です!!今では少し地震があったというニュースに心揺さぶられる不安や怖さも、話してシェアできる在英日本人妻の友達も結構できて、ずいぶん変わりました。^^

  • #9

    haru (火曜日, 17 6月 2014 17:12)

    毎日楽しみにFBを見させていただいています。(私はやっていないのですが主人がやっているのでのぞいちゃってます!)
    毎回本当にヒロマィさんが表現しているように天国のような風景ばかり。
    そしてかわいいお子さん達にほっこりさせてもらってます。
    以前、コッツウォルズ地方へ行ったとき、名はわからないけど、小さい小川に石造りの橋、眩しい緑にただただ感動してぼーっとその場所で静かに過ごしたことを思い出します。

    ヒロマィさんの周りの人たちもとっても素敵。笑い声が日本まで聞こえてきそうです。
    いつかまたイギリスの田舎へ行きたいなー!

  • #10

    Yuka Wata (水曜日, 18 6月 2014 07:14)

    一度お会いしただけですが、ヒロマィさんから出てる幸せオーラというか、ポジティブパワーがとても印象的で、ブログを拝見してなるほどやっぱりなと納得です。

    心の豊かさが生活の豊かさに反映されるんですね。
    私もヒロマィさんを見習おうと思います。

    母といつもブログを楽しみにしています。