蒸気機関車「北極行きサンタ特急」チューチュー!

皆さん、こんにちは!

 

今回のブログは、クリスマス一色の英国・スペシャル版です。

 

サンタさんに会う列車の旅、大聖堂や教会、幼稚園でのクリスマスなど私たちのスローライフを通して写真いっぱいで綴りました!

さてその蒸気機関車というのは、今年TBS系「世界一周 魅惑の鉄道紀行」でも紹介された鉄道です。この青いリンク先をクリックして出てきたページの少し下で「デヴォン州の沿岸を走る…」と紹介されています。

 

夏しか運行しないこの列車ですが、12月の週末のみ限定で、夢見る子供たちのために「北極行きサンタ特急」として運行するんです。上の写真はそのウェブサイトより。

 

さてこの特別特急のチケットを早くから取ってくれたのが、オリの友達のエルディちゃん一家。エルディちゃんのママは私の仲良し友達で陶芸家、パパは科学者さんです。

このエルディちゃんとオリは1歳からの友達で、彼女の2歳の誕生日にオリはミニ薔薇をプレゼントしました。

そしてもちろんハグとキスも。

 

英国では1歳の歩くようになったころから、挨拶であるハグやキスをするようになるんですよ。^^

 

で、半分日本人でもあるオリ坊は「ありがとう」と日本語で言うときに、お辞儀もします。

 

余談ですが、夏にたわわに実ったラズベリーを摘むときも、ひとつ取るたびに「あーとぅ。」と言って、ラズベリーにお辞儀をしていました。

 

さて出発駅に着くと、そこは煌々と燃える大きな暖炉が!うん、コートを脱いでも暖かい。そして天井も壁も、数え切れないプレゼントやオーナメントの飾りつけでいっぱい!

 

さらに入っていくと「雪の女王」や「オズの魔法使い」のドロシー、または「不思議の国のアリス」らしき子がWELCOME!と、迎えてくれました。

 

発車時刻に近づくにつれ、次から次へと小さな子供たちがパパとママと一緒にやってきて、その瞳を輝かせるのです。 皆のわくわく感で、天井につるされたプレゼントの飾りたちは今にも全部揺れだしそう。


汽車を目の当たりにしたオリ坊、大きく口をあけて見つめる…、そして少し怖がりながらもパパと手をつないで乗り込み、予約席を見つけたらまたパパの膝の上に座りました。

 

「バタン!」と大きな音をたてて扉は閉められました。

見渡すと、すべての車両は小さな子供たちで満席です!

 

シュゥーーー!!!!シュゥーーーーー!!!!大きな汽笛が鳴ると、子供たちが皆、元気よく「チューチューーー!!!!」と真似をし、いっきに空気は白熱!その盛り上がりの中、汽車はシュッシュッシュッシュッとリズムよく走り出しました。 

ほどなく、緑の服を着たエルフがやってきて、子供達にロリポップを配ってくれました。

 

その次にやってきたのは真っ白なドレスに身を包んだ「雪の女王」です。両手で大きなトレイを持っています。

 

それは大人たちのための温かいマルドワイン(赤ワインにオレンジやシナモンなどのスパイスを入れて煮たもの)でした!甘いミンスパイと一緒にサーブしてくれたんです。

 

ミンスパイとは英国のクリスマスのお菓子。小ぶりの丸型パイで、中にはリンゴ、ぶどう(レーズン)、柑橘類などをみじん切りにし、ブランデー、砂糖、シナモン系香辛料を加えて煮込んで数日寝かせたミンスミートが詰められています。

 

このミンスミートはフルーティーでかなり甘いのですが、パイ生地は甘くないため、なかなかバランスがいいのですよ。

 

我が家も12月は友達を呼んでは、ホームメイドの甘いマルドワインや村のベーカリーで買ったミンスパイをふるまいます。ミンスパイは本当は手作りしたいところですが、うーん、赤ちゃんと2歳児がいるとなかなか難しい。

イメージ図。

 

上はマルドワイン、右はミンスパイの断面。

 

ブランデー風味のドライフルーツがたっぷり詰まってます。

 

どちらもスパイスがいっぱいで「クリスマスの香り」がします!


さて列車は森を駆け抜け、次に見えたのは…

海!!…すごく曇ってて雨が降ってるけれど…これが雪だったらとても素敵だったのにな。

ハーバーの前で北極に到着。

 

写真を撮り忘れましたが、この窓の外に「NORTH POLE(北極)」とペンギンの絵と一緒に手書きで描かれた看板があり、ちょっとその手作り感が可愛くて笑ってしまいました。

 

北極という設定ですが、ここは「KINGSWEAR」という町です。

 

ここから列車は折り返しの旅。パパと2歳児たちが外に出てエンジンを見に行ってる間、ママたちはマルドワインを楽しみながら、まったりリラックス。

 

「あぁ、クリスマスっていいわねぇ。」

…と、そこへ突然、さっきのドロシーやらアリスやらが大声で走ってきました。

 

「みんな大変よー!!列車が故障して動けないの!!北極止まりで今年のクリスマスはキャンセルしないといけないわ!!あぁ、どうしよう!!」とな!

 

「皆で力を合わせましょう、そして列車を直すのよ!…そうだ、歌をうたうのはどう!?ジングルベルを歌いましょう!!」

 

列車中の子供たちが「YES!!」と賛成しました。

 

そして皆でジングルベルの大合唱!これが楽しくて、私ってばすごい笑顔で歌ってたらしいです。。

 

歌が終わるとスティックを振り回しながら走り回ってきたのは、チャールズ・ディケンズの「クリスマスキャロル」の主人公「エベネーザ・スクルージ」と思われるひと。

 

皆が歌い終わったあと「7点」と書かれたパネルを振りかざし「イマイチだ!!」と言ってます。

 

こうなると子供たちも必死。今度はさらに大きな声で一生懸命ジングルベルを歌います。するとエベネーゼ、「10点」のパネルを持って「よくやったぞ!!」と走り回る。なんだこれは。とても楽しいぞ。

「みんなー、よく頑張ったわ!列車は回復して、これからクリスマスにむかって出発駅に戻るわよ!」わぁーっと皆が盛り上がると列車もシューーーー!!!シュゥーーーーーーー!!っと大きな汽笛を鳴らし、また動き始めました!

 

その瞬間です!どこからか鈴の音が…シャンシャンシャンシャン…

 

ママやパパに抱っこされた子供たちが次々と奥の車両を指差して言いました。

「サンタだ!」「サンタ!!」「サンタクロース!!」

「ホーホーホー!!!」と低く大きな声で笑うサンタクロースが、小さなヘルパー「エルフ」いや、違う!なぜかキャプテン・フックを連れてやってきました!!

 

さすが大御所サンタ!フック船長でさえサンタの「リトル・ヘルパーさん」。

 

サンタさんはひとりひとりの子供に年を聞いて、あたたかい一言を添えて子供にプレゼントを渡します。

プレゼントは年齢によって分かれていました。

 

なるほど、だからチケットを買うときに子供の年も伝えないといけなかったんですね!

 

オシュ坊も赤ちゃんでチケット無料だったのに、しっかりプレゼントをもらってました。

 

さてプレゼントの中身は…エルディちゃんは牛さんのマペット。オリ坊のは羊さんのマペット。そしてオシュ坊は白いテディベア!


こうして往復1時間強のサンタエクスプレスの旅は終わり、到着駅で記念撮影して、駅をあとに。なんとも楽しいクリスマスの思い出ができました!

気づけばもうディナータイム。このへんで美味しいところってあるのかな?

 

そんなときはリッチに聞くのが一番!彼は仕事柄、デヴォン中のパブやレストラン、ホテルの料理の評判にとても詳しいのです。

 

…というわけで、ここから車でほど近いパブレストランにやってきました。

部屋の一角でお絵かきをして遊ぶオリ坊と、エルディちゃん。


皆がロースト料理をオーダーする中、私だけやっぱり魚介類。大好きなムール貝のクリーム煮をオーダーすると、リンゴのスライスがたくさん入っててちょっとめずらしい。

 

サイダー(リンゴの発泡酒)とガーリックを混ぜて料理してあるらしいです。普通のクリームソースより、軽くて美味しかったです!


こうして楽しい週末は過ぎ、いよいよ州都エクセター大聖堂前のクリスマスマーケットも今週で終わり。

 

でも各都市や町のクリスマス・イルミネーションはまだまだ続きます!大きなクリスマスツリー、街中に出現した古いメリーゴーランド、どこもかしこもウィンター・ワンダーランド!

さてこちらは、私たちの町の教会のクリスマスツリー。

先々週はクリスマスコンサートが行われましたが、明日の夜はクリスマスキャロル(皆参加型のクリスマスソング合唱会)が行われます。

夜のライトアップは幻想的でした。

水曜日は村の子供会のクリスマスパーティー。

オリも滑り込みで風邪を治して参加できました。

 

皆で持ち寄ったおやつを食べ、一緒に歌をうたい、ダンスをして楽しむこと2時間。ママ達はやっぱりマルドワインとミンスパイを楽しみました。

そしてやっぱりクライマックスは、サンタクロースさん登場のサプライズ!

 

子供たちも大喜び。皆がサンタさんのまわりにきちんと座り、ひとりひとり名前を呼ばれたら、プレゼントを受け取りに行くのです。

 

小さい子はこわがって泣いて、ママに抱っこされてもらいに行ったりするのですが、オリ坊、今日は名前を呼ばれたら一人で受け取りに行けました。

 

開けてみると、なんと蒸気機関車の絵本!彼が大喜びだったのは言うまでもありませんね。^^

その夜はヴァル叔母さんが、ルーシーと一緒にジンジャービスケットを焼いて大きなおうちを作りました。クリスマス当日の準備です。

 

ルーシーは、ヴァル叔母さんの長男坊クリス王子の恋人。とっても気立てのいい女性です。

 

今年も私たち狼家一族は、ヴァル叔母さんちに勢ぞろいして約30人でお祝いをする予定です。現代の英国ではあまり見ないほど、クラシックなスタイルで。14kgの七面鳥の調達など、準備は着々と進んでいますよ!

最後に、私たちのリビングの中途半端な飾りつけ。

リッチが電飾飾りを試しにあちらこちらにひっかけて、そのままになっている状態です。

 

色んなオーナメントを出して「さぁお部屋を飾りましょう。」と言うと、なぜか真っ先にオシュ坊の頭を飾りつけ始めたオリ坊。

 

おかげでその日のオシュ坊のちいさな頭は、オーナメントについていたラメだらけとなって、キラキラ輝いていましたとさ。

 

おわり。

 

次回はクリスマス当日のお祝いブログです!

 

 

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コメント: 10
  • #1

    rico. (土曜日, 21 12月 2013 08:43)

    とってもステキなブログありがとうございます。
    夢がいっぱいで、子供たちはしあわせですね。
    景色も綺麗でうらやましいです。
    全てに優しさがみえ、あたたかそうな空気がステキでした。
    楽しいクリスマスをお過ごしください。
    また楽しみにしております♪

  • #2

    真理子 (土曜日, 21 12月 2013 08:53)

    素敵なXmasのイベントに、写真を見ていてもワクワクしました

  • #3

    尚美 (土曜日, 21 12月 2013 09:12)

    読んでいて、こちらも一緒に過ごしているような気がしました。
    お子様たちの成長が私も楽しみです。小さなジェントルマン♡。
    旦那様も子煩悩で優しそうな方ですね。
    素敵なクリスマスと新年をお迎えください。

  • #4

    びま (土曜日, 21 12月 2013 21:10)

    凄いですね~!こんな汽車、子供でなくても乗ってみたいです!
    読み手の心をワクワクさせるヒロマィさんの表現力も素敵です^^

    日本も今はクリスマスムード一色ですが、やはり。
    本場には到底敵わないな~と思いました!
    12月のイギリスも素敵な雰囲気で溜息が出ます^^

    また1つ、良い思い出が出来ましたね♪
    クリスマス当日の出来事も拝見するのも今からとっても楽しみ☆
    風邪に注意して、お互いに良い1日にしましょう^^

  • #5

    文香 (日曜日, 22 12月 2013)

    弘美さん、こんばんは☆

    いやぁ~、素敵なクリスマスを過ごさせていただけました!(気分はね♡)

    日本もクリスマスを当然のイベントとして楽しむ習慣になってきていますが、私はクリスマスらしいクリスマスを過ごしたことがないんです・・・。
    まぁ、ディズニーランドへ行ってみたり、イルミネーションを見に行ってみたりはしますが、サンタクロースに会いに!とか、プレゼントをツリーの下に置いて!とか、チキンを焼いて!とか、憧れます☆

    温かい愛が溢れるクリスマスを♡

  • #6

    ヒロマィ&リッチ (月曜日, 23 12月 2013 04:27)

    rico.さん

    こんにちは。
    ありがとうございます。
    きっと雪が降ればもっと綺麗なんですが、なんだか生暖かくて雨続きの毎日です。^^;でもこの時期のイギリスは夢見る子供たちで魔法でも起こりそうな雰囲気です!
    rico.さんもあたたかいクリスマスを☆

  • #7

    ヒロマィ&リッチ (月曜日, 23 12月 2013 04:28)

    真理子さん

    ありがとうございます。
    ワクワク感が伝わって嬉しいです!

  • #8

    ヒロマィ&リッチ (月曜日, 23 12月 2013 04:33)

    尚美さん

    こんにちは!小さなジェントルマンは「魔の二歳児」的な部分も現れはじめましたが、それでも良い子な部分が多くて助かっています。^^
    そうですね、リッチは本当に誰にでも優しいです!子供も好きだからこれまた助かってます。

    ありがとうございます。
    尚美さんもよいクリスマスを☆

  • #9

    ヒロマィ&リッチ (月曜日, 23 12月 2013 04:37)

    びまさん

    こんにちは!風邪で多くのイベントに行けませんでしたが、この汽車だけは私は絶対行きたくてもう本当に早く風邪治ってと祈願していました。二人とも大事に至らなくてよかったです…。もう心配で気疲れしました。^^;

    ありがとうございます。ええ、お互いがんばりましょうね!
    びまさんもお子さんたちと一緒に楽しいクリスマスを過ごされるんだろうな☆

  • #10

    ヒロマィ&リッチ (月曜日, 23 12月 2013 04:59)

    文香さん

    こんにちは!いや~私も日本にいるときは、クリスマスといえば実家で母が唐揚げとか散らし寿司のご馳走を作ってくれて、あの甘いシャンペンとサーティーワンのアイスケーキとかでお祝いしてた思い出が…(しかも今それが結構恋しかったりもする)。だからディズニーランドのほうがずっと本格的な気がします!日本もイルミネーション綺麗ですよね。^^

    あたたかくして良いクリスマスを☆