2012年

11月

01日

ヒロマィ・コレクションシリーズ Vol.1

気がつけばもう年末。年をとるほど時間がたつのが早く感じるとは言いますが、最近はマッハで1年が過ぎ去っていくような感覚。でも私は今のところ34年しか生きてないので、まだまだ序の口ですよね。

 

今日ここに綴るティーセット達は、もう100年以上この世を見てきてるアンティーク。きっと変わりゆくオーナーさん達に大切にされてきたのでしょう、2度の大きな大戦にも負けず素晴らしいコンディションを保ち、その美しさはより深まって輝いてる精鋭揃いです。

 

縁あって私のコレクションに仲間入りしてくれたティーセット達の一部をご紹介したいと思います。

上の写真、ところ狭しとティーセット達が並んでますが、実はこれ去年DIY改造したシェルフの真ん中の棚なんです。

 

当時はそこにフルーツやラジオぐらいしか置かれてなかったのですが、今は一番上は隙間がなく本が詰められ、2段目は上の写真のとおり(それでも左半分だけ)で、下の棚はプリンタとビザ申請の書類が山積み、という状態。

 

ドアのある下のカップボードは、オリのおもちゃで溢れんばかり。

今はアンティーク調のハンドルがついていて、オリは自分で開けて散らかして放ったらかしにするのが日常です。

 

コレクション用にガラスのキャビネットを買おうと思ってたのですが、破壊神・オリ坊がいる今は危険すぎる…。

 

ということで、リッチにこの棚内に「もう1段、棚を作って」とお願いしてるですが、彼は今、裏小屋の修理と先週買った古いワードローブの改造に手がいっぱい、それが終わったらキッチンシェルフ改造と大忙しなので、トップの写真は「もう自分でなんとかしよう」といじった末の仮のスペースなんです。

 

木製の簡易2段棚も自分で見つけて買ってきたのですが、時間があるときにカップボードと同じダックエッグブルーに塗ろうと目論見中。仮の住まいとはいえ、品格あるティーセット達のために綺麗にしてあげたいもの。

さてこのティーセットの間を飛ぶツバメ。

 

ドイツのフォルクシュテッドのカール・インス(エンス、エニス)窯(1898 - 1972)で製作されたフィギュリン。

 

初めて見たときに一目惚れし、購入できる機会を伺っていたものです。

この玄関。
この玄関。

つばめ。小さい頃のね、思い出があるんです。車にあたって怪我をしていたツバメを姉と見つけて連れ帰り、母にいらなくなった服などで寝床を作ってもらい、手当てをして餌をあげて…という淡い思い出。

 

5日ぐらいたったのでしょうか、そのツバメは飛べるようになって私達から去っていったのですが、小さいながらにいつも空を見てはそのツバメのことを思っていました。

 

それから約25年が経ち、リッチと古い日本家屋を借りて実家の近くに住んでいた春、あれはちょうど婚約をした春のことです。その玄関にツバメが巣をつくりに来たのです。

 

そして小さいころに助けたあのツバメを思い出したんです。

ひょっとしたらあの子の子孫なのかもって。^^

カール・エンスのツバメ。陶磁器とは思えないこの翼、ぷっくりした身に、しなやかな躍動感。ツバメの美しさがそのまま表現されてると思うんです。

 

「この子に名前をつけよう」と私が言うと、リッチが「スティーブはどう?」と言ったのですが、聞こえなかったふりをして「hopeにする!」

 

というわけで彼女(彼)の名前はホープです。光にあたるとその深い藍色の綺麗さがよくわかります…そしてとにかくかわいい!! 顔をよく見ると、「ホープ」というより「とめ吉」とかいう名前をつけたくなる。

次の2客、これらはアンティークというよりヴィンテージ。

アールデコ期のタスカン(英国)、ベビーピンクシリーズです。

 

パステルカラーのような淡い色にゴールドの組み合わせが大好きなんです。

可愛いですよね。

次の2客はフォリー、ワイルマン(英国/シェリーの前身)1890 - 1910年の間に製作されたもの。

 

奥のほうは、シダの模様、エンパイアシェイプと呼ばれる可憐だけれど華のある素敵な形です。

 

手前はカメオ模様、スノウドロップシェイプ。このカップの形、いつも中世のプリンセスのドレスを連想します。この色の深みはため息がもれてしまうほど、美しいのです。。

そしてこの2客、こちらはワイルマンではありませんが、ヴィクトリア朝後期に英国で製作されたもの。

 

陶磁器…だけど、まるでしなやかなアンティークシルクの上に、パールの宝石がピンクの薔薇と一緒に散らばってるような…つややかなのにクリーミー♥ そんなティーセットです!

次のセットはまたフォリー、ワイルマン(英国)で同時期に製作されたもの。

 

手前の紫のものは、パターン名やシェイプ名がわからないんです。

どなたか詳細をご存知の方がいらっしゃれば教えてください。

↓ ↓

早速教えてもらいました!パターン名はポピー・スプレィ。この花は桜みたいだなって思ってたけれど西洋ポピーだったんですね。シェイプ名はフェアリーシェイプ、カップは他のシェイプより少し大きめでハンドルが特徴的。

 

奥のエンパイアシェイプで、アイビーと呼ばれるツタ模様のは、色も気に入っていて2客持っています。 柔らかくまどろんだ春の午後のような、そんな空気を醸し出すティーセットです。

で、アイビー柄お揃いのクリームジャグとシュガーポットのセット。

 

しかもこれはシェルシェイプ!シェル(貝)型はフォリー、ワイルマンで1891年から1894年の間のみしか作製されず、非常に数の少ない希少性の高いシェイプ。

 

一度見たことがあったのですがそれはすぐ売れてしまい、もう二度と見つかることはないだろうなぁと思ってたので、すごく嬉しいです。

 

フォリーの希少性の高いものと言えば、下の写真。

この右のピンクのお皿、あざみ模様もそのひとつ。

 

この模様は数あるアンティーク・チンツ模様で初めて好きになったものなんです。

すーごく、すごーく可愛いですよね!

そしてこの子はエインズレイ(英国)のアンティークカップ&ソーサー。

 

一目でこの琥珀色 x クリーミーなハニー色とフラワーガーランドの柄、何よりこのハンドルに恋に落ちてしまいました。

 

華やかさとはまた違う魅力があって、とても印象的。

次は、ドレスデン窯(ドイツ)のフランツィスカ・ヒルシュ工房でに製作された小さなキャビネットカップ&ソーサー。

 

このセットもそうなんですが、工房の最初の2年間である1894~1896年に作られた鹿の角のマークのバックスタンプがあるものは希少なものだと友達が教えてくれました。なんでもその後はマイセンからのクレームでバックスタンプマークを変えなければならなくなったのだとか。

 

これほど薄い陶磁器はもう無いんじゃないかな??って言えそうなほど、薄くてデリケートで…でも柔らかいフォルムに手作りの優しさがあって、気品と温もりを両方そなえた芸術作品です。

 

 

 

今回、最後のご紹介するカップ&ソーサーは窯元不明、製作年代も不明。アンティークショップの端にちょこんと置かれていた子。

 

私はアールデコ期のものじゃないかな?と思うのですが、リッチはもっと古いと思うと言ってます。

 

クリーム色にシャンパンゴールドの模様、それは三つ葉のクローバーをあしらえた格子のよう。その隙間に淡いブルーの水玉模様。控えめな可愛さが、逆にこのティーセットをとても際立たせているように思います☆

終わり。皆さんはどのカップ&ソーサーがお好きでしたか?^^

 

他にもこの棚の右半分や、フォーチューンテリングカップなどのパラゴン用スペースもあるので、また次回このシリーズでご紹介させてください。

 

今回のブログ、ヒロマィ・コレクションシリーズは「食器・ティーセット」のページにコーナーを作って、いつでもご覧になっていただけるようにしますね。

 

アンティークのティーセットや、ヨーロッパの陶磁器にご興味がある方はご参考ください。

 

次回のブログはオリ坊シリーズです!めくるめく彼の新しい芸が飛び出しますよー!!

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コメント: 8
  • #1

    ミッッチョ (土曜日, 03 11月 2012 19:13)

    キャーー❣❣❣嬉しいですヒロマィさんのコレクションを拝見することができて(*>ω<*)お姫様チックで胸がキュンキュンしちゃいますね~!
    前回の、オリ君のバースデーパーティーのときの、テーブルに並んだお皿達の可愛い事!実は最近、1日に1回はヒロマィさんのブログを開いては、ブログのお皿を見ぃの、商品ページのカップ達を見ぃの、の繰返しだったんですよ!
    はぁー。。ため息が出るくらいうっとり(*´ェ`*)…♡
    遠目で見ると紫のが可愛い!って思ったんですけど、近くで見るともう、それぞれの個性が眩しくて、いつまでも眺めていれますね。ハニー色のカップも色といい、ハンドルといい、とにかく綺麗ですね。
    まったく窯元とかの知識はないけれど、見てるとすごく癒されるから、私も少し勉強しようかな。そしていつか私もコレクションしてみたいです♡
    カップ達の下に敷かれているレースのクロスもヴィンテージですか?素敵。。
    もしよければ、ヒロマィさんの持っている位の大きさだと、大体おいくらが相場なのか教えてもらいたいです。
    つばめのホープ(*´艸`*)こちらも愛らしい表情がたまりませんね(๑´`๑)♡
    はぁ~胸がいっぱいになりました~。またあとでゆっくり見ます~♡

  • #2

    patorisia (土曜日, 03 11月 2012 23:11)


    こんばんわぉ~~~ん!!!

    やばぁ~~い!!

    今回は、強烈すぎまするぅ~~(T_T)

    眩暈がしそうなカップ&ソーサーのオンパレード~~♡♡♡

    アンティークは好きだけど。。。
    ここまで、ハンパなく素敵すぎると、うっとりどころじゃぁ~ございやせんっ(汗)

    アールデコ、ロココの世界、貴族の人々~~、、、、

    マリーアントワネットの世界~~??

    ああぁ~~、何を言ってるのか自分でもわかりやせんっ(汗)

    ヒロマイさんのコレクションの一部なんですよね~~。。。

    これが序の口と言う事は。。。

    やばい~~、、、次は眩暈どころじゃぁ~すまんわね~(@_@;)

    鼻血ブーかも知れんわさ~


    今日は、興奮しまくりのパトリシアさんでしたが~~、一応私の好きなカップ&ソーサーを発表します~~。。。


    シダ模様の、エンパイアシェイプ。
    可憐で華のあるって、やつね~~♡♡

    淡いブルーが好きなんだなぁ~~、わたくし~~(*^。^*)


    あとはね、ドイツのフランツィスカ・ヒルシェ工房で作られた小さなキャビネットカップ&ソーサー。。。
    なんか、小さくって控えめそうで、、、でも実はしっかりと主張もあって、、、、
    イイなぁ~~。。。本当はぜぇ~んぶ素敵ですけどね~~。。。

    はぁぁ~~~~、、、ちょいと、ひっちゃか、めっちゃかなコメントになってスミマセンでしたぁ~~。。。

    オリ坊の写真が少なかったので、今回は№1は無しにしておきます。。。

    ほんでは次回も楽しみにしておりますねん(*^。^*)

    ばいびーー!(^^)!

  • #3

    おびいちゃん (日曜日, 04 11月 2012)

    わ~~~~~~~~~~~~~~~
    きゃあ~~~~~~~~~~~~~~~
    @@@@@@@@@@@@@@@

    素敵過ぎて~~~~~~~~~~~~~~~

    凄いコレクション

    羨ましいな!

    全部それぞれ個性があって
    皆、素敵過ぎ~

    時々目の保養にきますね^^

    ありがとうございました!!

  • #4

    iku‐pi (日曜日, 04 11月 2012 08:50)

    素敵の一言です(*´˘`*)♡
    色合いやデザインがとっても素敵で、是非我が家にもっと思ってしまいます‼

    ヒロマィさんの買付けにお供したいほどです(*´艸`*)
    やっぱりアンティークのお店に行って探すんですか?
    どんな場所で素敵なお皿やカップに巡り会ってるんだろう。

    いよいよこれからの2ヶ月はクリスマス準備で華やいで来ますね(o'ω'o)
    よい年末を過ごしましょうね(*´˘`*)

  • #5

    ヒロマィ&リッチ (日曜日, 04 11月 2012 21:43)

    ミッッチョさん

    こんにちは☆

    そうそう、あのバースデーパーティーで並べていたお皿たちは、このティーセットトリオ(カップ、ソーサー、ケーキプレートの3セット)のケーキプレートたちだったんですよ。^^

    お皿だけ並んだ姿もすごく素敵ですよね!

    私も「これが欲しい、あれはいつかは…」と夢のように思ってるだけだったんですが、リッチからのプレゼントだったり(選ぶのは私)、欲しかったものを一人の友達が探して見つけてくれてサプライズプレゼントしてくれたり、こんなに早く集められるとは思ってもみなかったんです。

    本当に嬉しい…(*´ェ`*)…♡あ、でもミッッチョさんが気に入ってくれた紫のや黄色のは自分で買ったものです!偶然~( ´艸`)

    うんうん、色んなのを見て自分の好きなのを見つける、そういう勉強もめっちゃ楽しいですものね。^^いつか「絶対欲しい!」っていうものが出てきたら探すのをお手伝いしますね☆

    レースのクロス、写真に写ってるものはクロシェットタイプのテーブルランナー(下)で、上のはコットンレースがまわりについたマット(マットと言っても薄い白いコットン生地)なんですね。

    で、これらはそれほど古いものじゃないので(3,40年前ぐらい?)そして見える端っこさえ綺麗だったらいいやってなもんだったので安かったです。

    これらもそうでしたが、古いものは大体黄ばみがあったり薄い汚れがあって、そういうのがOKならば1000台、2000円(素敵なデザイン)あれば買えますよ!1000円切るときもあります。

    これがヴィンテージのフレンチリネン素材で綺麗なアルファベットやラインなどの刺繍入りで汚れがないものとなると3倍以上は高くなるかな。

    アンティークレースのテーブルクロスサイズとかになると1万円近くしたり。

    でも、うん、こういうクロシェットタイプなら大きくて状態がよくても3千円台~4千円台。あとはデザイン次第だと思います!

  • #6

    ヒロマィ&リッチ (月曜日, 05 11月 2012 05:33)

    Patrisiaさん

    こんにちはー!
    強烈でしたか~^^

    このシェルフが視界に入るたび、私も٩(♥ε♥ )۶ こんな顔になってしまいますが、実際にこれらでお茶やケーキをいただくときはとても特別な雰囲気になれるんです♥

    ウッドデッキのテーブルに白いレースのテーブルクロスをかけて友人とお茶を楽しむとか…最高です!(今はかなり寒くなってしまいましたが)

    パトリシアさん、水色のお皿を探してらっしゃいますものね。ちゃんと覚えてますよー!でも複数セットというのがまだ見つかってなくて。また見つけたらすぐご連絡を差し上げますね☆

    そうそう、もう一つお気に入りとおっしゃってくださったドレスデンの小さなキャビネットカップのセットはその薄さゆえに光を通して反対側の絵柄がくっきり見えるほどなんです!小さい、薄いながらに存在感がある、本当にパトリシアさんがおっしゃるとおりの魅力的な子です。^^

  • #7

    ヒロマィ&リッチ (月曜日, 05 11月 2012 05:35)

    おびいちゃんさん

    ありがとうございます。^^

    昔の方たちの職人技や絵付けのセンス、本当に凄いですよね。
    私も自分にはもったいないぐらいのコレクションですが、本当に好きなものがかりなので、とても嬉しく思っています。

    大事にしたいと思います☆

    こちらこそ、ありがとうございます。

  • #8

    ヒロマィ&リッチ (月曜日, 05 11月 2012 05:50)

    Iku-piさん

    こんにちは。Iku-piさんちの食器たちはお気に入りのものが集まってきましたか?そちらにもアンティークショップなどは結構あるものなんでしょうか?

    私のもアンティークショップのお店からがほとんどなんですが、欲しくてもなかなか手に入らないからいつか欲しいな…と夢に思ってたものを友達が見つけてくれて(しかもアメリカやオーストラリアのショップなどで!逆輸入ですね。)サプライズプレゼントしてくれたり。そうして集まってきたコレクションなんです。^^

    あとアンティークフェア(大きなアンティークマーケット)とかアンティークオークション(オークションハウスでの競り)に参加したりですとか、コレクターさんから譲り受けたものもあります。

    Iku-piさんも素敵なセンスの持ち主ですから、コレクションを始めたら綺麗なラインナップになるんだろうな☆