2年目の結婚記念日(番外編)

こんにちは、皆さん!

 

前回の結婚2周年記念日ブログから約3週間もたってしまいましたが、今回はその番外編です☆ ドクトンミル&ガーデンから海に向かって歩いたと書きましたが、そのときの写真をもっと!なかなかワイルドです。

 

そしてもう一つ、「記念日に綴る思い出」として結婚式の番外編も!

私の家族のエピソードについては度々触れていましたが、今回はリッチのファミリーエピソードを綴りました。

前回のブログでご紹介させてもらったハートランド半島、そしてその海岸線をこうして歩きました。風がとても強くて、オリ坊がびっくりしながら笑っていたんです。

 

まだこの世界に来て9ヶ月のオリ。

潮風が顔にあたるのも初めてで、とても不思議でおもしろいことなんだろうなぁ。

断崖絶壁の下では、デボンの海が「冬の日本海」のように荒れていました。

ザッパーーーン!!!って。

 

歩く道はあっても、手すりとかガードレール?とかはないんですよね。

 

リッチが「ひろちゃん、大丈夫!?」と大きな声でときどき振り返ってくれては、写真を撮って遅れをとってる私を待っててくれてました。

若いパパの背中におぶられて、「大」の字になってゆっさゆっさと揺れているオリ坊。小さなその後姿…。「坊や、強く生きるんだ。この広い世界、お前のもの。」と心の中で熱くつぶやく私。

この突き出たところで海に囲まれながら、ゴロンと草のうえに転がって休むことにしました。持ってきたミルクティーとお菓子を出して、食後のミニピクニックです☆


小さな黄色い花がたくさん咲いた、柔らかい草の上。

空には白いカモメたちが生きる喜びを歌って、険しい海食岸は長い地球の歴史を語って、海の風はオリの大きなほっぺを揺らす。

 

今日、ここは私たちだけの世界。

あぁやっぱり大自然って気持ちがいい!

それになんだかドラマティックですよね。ザッパーンって飛沫をたてる波とか、髪をなびかせる風とか。全部日常の小さなことを洗い流してくれるようです。

 

ドクトンミル&ガーデン・ティールームのウェイトレスさんは歩くと片道20分ぐらいと教えてくれましたが、正味50分ぐらいかかりました。

 

すっかり疲れて、車が動き出すとすぅ~っと眠りに落ちていくオリ坊。

 

帰り道に通った小さな村、リッチが「ここはこの前本で読んだ古い教会があるところだ。」と言って車を停めました。

 

西欧建築の歴史を学んでいる彼には、とても興味深い教会らしいのです。

一番最初に建てられたのが約1000年前。とても小さいエリアですが、ときどきそのオリジナルの部分を見ることができます。

…リスの彫刻がすごく可愛かったなぁ。

 

建築、そして芸術的観点からとても興味深いのですが、千年の間、人々がここに来ては祈りを捧げていって心がたくさんこもった神聖な場所でもあるんですよね。大自然の中とはまた違う感覚で、心に静けさをもたらせてくれるようです。

さてこの頃を堺にオリ坊は、ハイハイをし始め(まだ後ろにしか進めません)、何かにつかまって立っていられることもできるようになりました。

 

プックプクだった顔はちょっぴりスッキリして、髪がどんどん伸びて、めきめきと成長しているのがわかります。

 

嬉しいときは上半身を左右に大きく振って「あぇぇえいいい!!」と歌い、眠たくなったりミルクが欲しくなってくると私の腕をギュウーッと抱きしめるようにして、顔をぐりぐりとすりつけてきます。

 

好きな食べ物は、ほくほくジャガいも。果物は何故かあまり食べてくれません。

生まれたときからこうやって下唇を噛んで隠すような顔がスタンダードなオリ坊ですが、最近逆に上唇を隠すのが流行みたいで、よく変な顔をしています。

 

その顔の写真を撮りたいのですが、カメラを向けるとすぐやめてしまってなかなか難しい。。

 

そんなオリ坊も、とうとう10ヶ月。

初めてお友達から、誕生日パーティーの招待状を受け取りました。

 

そんなわけで再来週、アレックス君の1歳のお誕生日をお祝いに行ってきます。ドレスコードは「海賊」。オリ坊、海賊になりすましてパーティー参加!

さて話は変わり、結婚記念日・番外編として少し過去のエピソードを綴りたいと思います。

 

私たちの結婚式は2年前の6月。正式に婚約したのはその3ヶ月前でした。

 

当時私たちは日本にいたわけですが、その婚約をイギリスのリッチのファミリー達に報告するため、まず日にちと時間を決めてスカイプ(インターネットを使用したビデオ電話)で皆につながってもらったんですね。

 

デヴォンにいるヴァル叔母さんちファミリー、ジュディ叔母さんちファミリー、トニー叔父さんちファミリー、リッチのパパ、そしてコッツォルズのリッチママファミリー、義姉アンナファミリー、南フランスの祖父母、ロンドンの義妹ステフ。皆がオンラインに終結して元気ー!!?と言い合いました。

 

そしてリッチは言いました。「こうやって今日皆に集まってもらったわけだけど、実は大切な報告があるんだ。…(皆が静まり返る)…昨日ヒロマィに結婚を申し込んで、イエスと言ってもらったんだ!!」

 

するとイングランドのサッカーでゴールが決まったときのような、それはもうすごい歓声が飛び出しました!まるでスピーカーが飛び上がったかと思うほど、大きな歓声が。そして「おめでとう!」「でかしたぞリッチ!!」「最高のニュースだよ!!」と次々に喜びと祝福の声が湧き上がり、私たちは笑顔で互いの顔を見合いました。 ( ´艸`)

 

リッチのパパは、そのとき何も言わず、あとで皆が「そういえばパパは…?」と静かになったとき「Oh...よくやった、息子よ。おめでとう。…おめでとう、あぁ、胸がいっぱいで言葉が詰まるよ…!」と少し涙声で祝福してくれました。

そして挙式の1週間前!

 

リッチの家族がはるばるイングランドの田舎から、日本へ来てくれたのです!(この春の「里帰り帰国 前編&後編」を読んでいただいた方ならば、どれほどの長旅かご存知かと思いますが、本当に遠いです。)

 

手前の二人、世界を股にかける地質学者の義妹ステフとフォトグラファーの彼氏フィルは色んな国を旅していますが、ご覧のとおり後ろの4人はイングランドの田舎からあまり出たことがありません。海外も休暇を過ごしに2週間ギリシャに行ったことがあるだけで、アジアなんてもってのほかです!

 

それはそれはエキサイティングなトラベルでした。

 

残念ながら梅雨…、それでも伊勢神宮、鳥羽の海や地元の山など毎日色んなところに遊びに行きました。

 

お寿司や会席料理から、コロッケにから揚げ、きなこもち、そしてギュードン。リッチのおすすめ日本食を全て食べてもらいました。でも皆、私の母が作ってくれたカレーが一番美味しかったと言ってくれます。

挙式は午前中に行われ、その後は地元で撮影会など。 下の写真も、そのときフィルに撮ってもらったものです。 私が頭につけているティアラは義姉アンナがイギリスから持ってきてくれたもの。。

このとき、私たち二人から家族メンバーそれぞれにプレゼントを渡したんですね。

両母には、準備に3ヶ月かかったアルバムを…。

 

これはとても素敵な刺繍が施された布張りの写真アルバムに、私とリッチが生まれたときから育っていく写真を交互に挟んでいったものなんです。赤ちゃんのときから、二人が出会って婚約するまでの写真をコピーして、まったく同じものを二人に渡しました。裏表紙に感謝の気持ちをこめた「ありがとう」という文字を添えて…。

 

そんなわけで、母達には頑張って手作りアルバムをプレゼントしたわけですが、3人いる父たち(リッチの両親は彼が子供の頃に離婚して、ママは再婚してるので2人お父さんがいるのです)には何を贈ればいいかなかなかアイデアが浮かばず、リッチに任せることにしたんです。

 

そしたら彼…、「侍刀の傘」という、まさかのチョイス!!

しかもこれが大当たり!?

 

イギリス父達もご覧の通りですが、私の父まで喜んでくれました。

 

そしてこの日の夜まで、リッチパパの太刀を振舞い、侍を装う姿が何度か私の視界の隅に入ってきました。下の写真のように。

リッチの実のパパはすごーく優しくて、私の英国で一番話せる人なんです。何でも親身になって聞いてくれるし、助けが必要なとき(ベビーシッターでさえ)飛んできてくれるのです。それから建物のドアはもちろんですが、車のドアだっていつも開けてくれるレディーファーストのお手本のようなひとなんですよ。

 

さて皆が英国に帰る日、「大丈夫大丈夫、関空まで自分達で行けるから~!」と言うママ達に心配しながらも、地元の電車の駅までリッチと私の家族皆でお見送りに行きました。

1週間一緒に身振り手振りで楽しく過ごし、新しい家族としてのつながりをもった両家の家族。私の母や姉妹、そしてリッチのママと姉妹も涙を流しながらお別れを言いました。

 

翌日、いえ、翌々日「無事に着いたよー!素晴らしい経験だったよ、ありがとう!」という妹ステフからのメールにたくさん写真が添付されていたんです。私たちが見送ったあとの大阪での写真が。

 

この右の写真…あれ?自分達でギュードン食べに行った…?

 

しかも1枚目はステフが撮ってるなというのはわかるのですが、2枚目の下の写真、どう見ても明らかに店員さんがカウンターの中からシャッターを押してくれてますよね( ´艸`)

終わり☆

 

追伸 日本は本格的な夏が始まった頃でしょうか?

 

こちらは最近雨が多かったのですが、今週末は久しぶりに青空が広がって暑くなりました。

 

ヴァル叔母さんのお屋敷につたう真紅の薔薇は大輪の花を咲かせて、「ハートの女王の風格」を漂わせています。

 

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。

次回はウッドデッキの仕上がりなど久しぶりのDIY編です!たぶん!

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コメント: 12
  • #1

    Iutty ヨッツィー (日曜日, 22 7月 2012 14:45)

    ハートランド半島、素敵ですね。
    オリ坊も元気に大きくなってますね♪

    ご家族みんな仲良しで微笑ましいです。

    ブログ読んでていつも
    幸せな気持ちになります。

  • #2

    リョコ (日曜日, 22 7月 2012 22:54)

    気持ちがほっこり♪

    いい家族でいいなーってうらやましく思いました。
    リッチさんは、いつも穏やかな表情で写真にうつっていて、
    そこからもきっといい家庭に育ったんだろうなって想像していたけれど、今回の日記は本当に実感しました。
    異国の女性と結婚を決めたリッチさんに、「おめでとう!」って心から喜んでくれる家族。
    そして行ったこともない日本という遠い遠い国に、みんなでそろって来てくれて、みんなが楽しんでくれたこと。
    ヒロマィさんに大きな勇気を与えたことでしょう。
    だって、歓迎されてるってとってもわかったでしょう??
    本当に恵まれた望まれた結婚☆
    誰もが女性なら憧れますね。
    いつもおばさまの家に食事に招かれても、女性陣はみなあなたをあたたかく迎えてくれる。
    日本人同士の結婚だって、嫁姑問題やら小姑がうるさくて仲はあまり良くないなんてよくある話。
    このどこをみてもステキな景色が人の心をこんなに美しく優しくするのかなって思いながら読ませていただきました。

    日本では今、いじめのニュースが連日流れています。
    心を育てること、これをいかに子育ての中に組み込んでいくか、私は考えています。
    人が嫌がることをしてはいけない、こんな当たり前のことが今の日本人には欠落してしまってるのかな。
    こんな今だから今回の日記は本当に心打たれて、ステキな家族だなって思いました。

    お義父さんと一番話せるって私も同じかもしれません。
    私は主人の地元に嫁ぎましたから、完全アウェー。
    義父も沖縄からお婿さんに来た人で、きっと私の気持ちがわかるんだと思います。
    いつも救ってくれるのは、義父です。
    大事にしていきましょうね。

    長く書いてしまってごめんなさい。

  • #3

    なお (月曜日, 23 7月 2012 17:02)

    素敵なご家族!!!!
    最後の写真が、自然と笑顔を誘いますね。
    リッチの穏やかな表情がとても印象的でしたが、この温かいご家族に囲まれていれば自然のことなんですねぇ。納得
    そして同じように温かい表情のヒロマィさん。
    すてきです☆

    なお

  • #4

    文香 (月曜日, 23 7月 2012 20:29)

    素敵ですね!!
    どの写真を見ても、みんながニッコリ幸せそうな笑顔♪♪
    表情や雰囲気から、どれほど素敵なご家族なのかっていうことが溢れ出て伝わってきますよ。
    本当に羨ましい限りです。

    悲しくなるような暗いニュースが毎日流れている中でも、毎日を大切に、家族を大切に、小さなことでも幸せに思い、笑顔で暮らしていれば幸せなんだろうなって、ヒロマィさんのブログからいつも教えられています!!

  • #5

    patorisia (月曜日, 23 7月 2012 22:06)

    はあぁぁ~~。。。またまた、ため息が出ましたぁ~~!!

    ほんとに、毎回、心が暖かくなりますよぉ~~♡

    お互いの両親や親せきが、二人の為に一緒になって喜んでくれてる姿が、ほほえましく、うらまやしく、思えたよ~~。。。

    普通?日本人などは(全てではないのですが・・)お盆や、お正月に親戚付き合いとか、仕方なく集まるというか。。。
    義務的になってたりして。。。(ぶっちゃけ、だんなさんの実家へ行くのはめんどくさい・・汗)


    でも、ヒロマイさんのファミリーは心から、二人の事を愛してて、家族&親族も、本当に仲良しなんだなぁ~と、思いました。。


    そして、オリ君、成長してきましたねぇ~~。。。変顔希望の?私ですが(笑)やっぱり、パパに似て男前になってきたわ~!!

    将来は、ブイブイ言わせちゃうタイプかしらねぇ~~♪♪

  • #6

    おびいちゃん (水曜日, 25 7月 2012 05:32)

    素敵な写真!素敵な文章!に感激して何回も何回も、読み返してしまいました!
    そして去年の結婚記念日も読み、本当に素敵な所で、皆に愛され、遠い国で充実した日々を送ってあるんですね~
    リッチ家族の笑顔も素敵です^^

    オリ君の成長も楽しみですが、
    イギリスの風景・建物や人情、そして食べもの・・・
    そしてヒロマィさんの感性にいつも刺激を受け
    毎回のブログはすっごく楽しみです^^

    遅くなりましたが
    *結婚2周年おめでとうございます*

    これからも楽しみにしてます~!!

  • #7

    ヒロマィ&リッチ (水曜日, 25 7月 2012 15:28)

    Iutty ヨッツィー さん

    こんにちはー!
    幸せな気持ちになるって言ってくださって、ありがとうございます。

    オリ坊、本当どんどん大きくなってきてやんちゃになってきました!すでに制御がきかなくなってきましたよ。。

  • #8

    ヒロマィ&リッチ (水曜日, 25 7月 2012 15:40)

    リョコさん

    こんにちは☆

    そうですね、初めて家族に紹介してもらうときも(そのときは英国で)ドキドキと不安でしたが、例外無く皆からあたたかく受け入れてもらえてすごく嬉しかったです。結婚のときも内心みなのリアクションが心配だったけど、この反応はすごく嬉しかったですよー!

    学校のいじめのことはまだわからないんですが、嫁姑問題や親族同士のトラブル(小さないさかいから財産相続の深刻なものまで)はこちらでも常です、残念ながら。。

    こちらの友達から聞く話は日本のそれとあまり変わりないですよ!

    リッチの家族は本当に丸くてあたたかくて、仲がいいけど互いを重んじて礼儀もあって、素晴らしいと思います。こちらでも皆からうらやましいーって言ってもらえるぐらい素敵な家族なんですよ☆^^

    私の家族とほとんどの親類も純粋に喜んでくれたけど、一部残念ながら祝福してくれなかったファミリーもいます。。本当残念!

    リョコさんも優しくて話せる義父様をお持ちなんですね☆☆
    沖縄から移ってこられた方ならば、それはリョコさんのお気持ちをよくわかってくれることでしょう。うん、大切にしましょうね!^^

  • #9

    ヒロマィ&リッチ (水曜日, 25 7月 2012 15:43)

    なおさん

    本当に義理だけれど自慢の家族ですよー!
    リッチの笑顔は穏やかできれいだけど、車を運転してるときに変なドライバーが現れたり、渋滞に巻き込まれるとすごい短気になりますよ…ここだけの話。笑

  • #10

    ヒロマィ&リッチ (水曜日, 25 7月 2012 15:47)

    文香さん

    日本のニュースをネットで見るといつも胸が痛くなるようなことがありますね。。こちらでもあるのでしょうけれど、英語なのであまりちゃんと読んでません…ていうかテレビがうちに無い!

    いらないと思っていたけれど、オリンピックが見たくてしょうがないので買おうかなと考え中です。

    話が全然違う方向に行ってしまいました…。

    人(家族)を大切にすると、相手の中の自分もまた大切なものとなり互いを思いやる良い相乗効果ですよね☆

    いつも笑顔になるコメントをありがとうございます!

  • #11

    ヒロマィ&リッチ (木曜日, 26 7月 2012 05:49)

    Patorisiaさん

    こんにちは~!

    いつもおもしろいコメントをありがとうございます^^
    オリ坊、最近どんどん変顔スキルを磨いていってますよ!
    あと変声(奇声)テクニックも高度になってきました。

    親戚づきあい、こっちでも日本と変わらないと思いますよー、よく聞きますもの。面倒なことっていっぱいありますよね!^^私は単にラッキーだったんだと思います、義理家族にも恵まれていて。もう感謝感謝ですよー!

    ところで将来ブイブイはないと思いますよ~( ´艸`)

  • #12

    ヒロマィ&リッチ (木曜日, 26 7月 2012 06:13)

    おびいちゃんさん

    お祝いの言葉をありがとうございます!
    おびいちゃんさんはコメントでいつも私を応援してくださっていますね、ありがとうございます。

    感激したなんて嬉しいことを言ってもらえるから私も毎回ブログを書くのが楽しみですよ☆